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momoro66
曖昧さへの耐性
私は「テキトーにやって」「いい感じでよろしく」と頼まれると、嬉しくて頭と心がクルクル回り体が動く。
一方、息子(高1)やスタッフのひとりは、「いい感じで」と言われたら固まる。細かい手順や指示で安心して手が動き、クオリティの高い仕事をするのだ。
長い間、その違いに違和感や不満を持っていたけれど、それぞれ違うタイプなのだと腑落ちしてからは適材適所を意識している。どちらもあるからよい。
曖昧であること、答えのない気持ち悪さも含めて面白がり、興味津々近付いちゃう自分のようなタイプの人間ばかりだったら、人類は全滅しちゃうもんね。
目に留まったツイートに刺激を受けて、あらためて自分や周りを「曖昧さへの耐性」という軸で見なおしている。
我が家の3きょうだいを見ただけでも「曖昧さへの耐性」、全然違う。
先行き不透明で予測不能なVUCAの時代、と言われる今こそ、曖昧さへの耐性別に果たす役割が明確にあるような気がしている。
とあるベンチャーで、組織適応がはやい中途社員の特性として「曖昧さへの耐性(tolerance for ambiguity )」が検出された。
— 神谷 俊 (@kamiya_ethno) November 29, 2021
「テキトーにやっといて!」で、自分なりに進めようというモチベを保てるのだから、組織にフィットしやすいのだろう。
というわけで、選考プロセスにも組み込んだ結果…
ある役員からは「なんか、いいかんじになった気がする」「くうきがちがう」という、なんとも曖昧なコメントがかえってきた。
— 神谷 俊 (@kamiya_ethno) November 29, 2021
効果測定はさておき、スクリーニング軸としては間違っていないと確信した。
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