人格教育

人格教育への挑戦(4/100)

年間100冊の読破する4冊目。

この本を通して、「人格」というものは創りあげることも、変化させることもできるということです。

この本は「7つの習慣J」というアメリカ発のプログラムです。「7つの習慣」を学生向けに伝えやすいようにしたアレンジしたもので、それを日本に浸透させる挑戦のお話です。

人格教育という言葉すら浸透していない日本で、今後の日本の未来を見据えて始めた挑戦です。

Learning is Teaching「教えることは学ぶこと」

現在、学習指導要領が変わり、その目指す姿が変わってきています。

「社会に開かれた教育課程の実現」に向けて、学校教育のみに頼らず、地域全体でこれからの未来を創る若モノを支えていくことになります。

これまでの一方向の授業ではなく、双方向のインタラクティブな交流が必要になってきます。アクティブラーニングという言葉もよく聞くようになりました。

「主体性」・「学びの姿勢」という言葉もキーワードとして挙がっています。

今の学びが社会にどのように繋がるのか、何を学ぶか、そしてどのように学ぶのか?これら3つの要素が繋がること。

そしてこの3要素をつなげるためには学校教育にのみに依存するのではなく、学校外での教育資源(地域の人、企業、NPOなど)を活用することで実現できることです。

基本となる人格を小学生のころから、発達段階のみの任せた自由奔放の教育ではなく、例えば、なぜ、主体的になる必要があるのか?なぜ相手のことを分かってあげることがまず大事なのか?

その本質を伝え、理解することでも、その後の中学、高校と学びに向かい姿勢が変わり、学校の先生にとっても学習をしやすい環境を作っていけます。

人格は創っていける、変えていける。そして、その為の1つの手段として、7つの習慣は良い素材だと思います。