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制服の内側
素裸のうんめい
ひび割れたような赤い傷
伏せたまつげに降る罵声は黒い雪


(鎖ざした胸には
 何の音もしない
 何の
 声もしない)


「おまえがうまれたとき
 またおんなかっていわれて
 おかあさんはくやしくてねえ」


幼さを四捨五入
持たされただけの肉体を思うまま されるまま
それは自傷
する自由、しない自由、死ぬ自由。



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