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うちました!

この記事の続き、に、なりますかね。

医療従事者枠で、コロナワクチンの接種をしました。どんな感じで時間が経過していったのかを書いてみたいと思います。個人差は大きいと思うので、1つのサンプルとしてお読みいただければこれ幸い。

1回目が4月中旬。2回目が5月初旬。…というか、2回目はこれを書いている2日前だったんですが。いやー、まいりましたね。特に2回目。ワクチンに負けた感じがして悔しかったです(笑)。

1回目

初めての筋肉注射。利き手とは逆の方にしようって話だったので、私は左腕に。打つときの痛みはそんなにありません。
「ずしーんと来る感じ、ある?」
「いえ、特には。大丈夫ですよ」
針を刺されながら、院長とそんな会話をしていました。

午前中に打って、その日は1日、フルタイム勤務。午後になって、徐々に打った方の腕が痛くなってきます。同じ日に打った院長は「腕が上がらないよね」なんて言っていましたが、私はただひたすら痛みが強まっていくばかり。腕、上げられるけど、とにかく、痛い。そこ触らないでくれっ!!っていうくらいに、痛かったのですよ。寝るときに左を下にして横になると落ち着くタイプなんですけど、これは無理。痛い。とにかく痛い。落ち着かない姿勢でなかなか眠れず、ごろごろごろごろ。ですが翌日の午後にはもうその痛みもほぼ収まり、翌々日には「あー、ここに打ったよねー」という感覚が残っている程度にまで治まりました。

熱については、普段35.9-36.5度あたりをいったりきたりするくらい程度なんですが、接種日の夜には37度にはなりました。翌朝も、変わらないくらい。解熱鎮痛剤としてEVEを家に置いているので、翌日の朝、それを飲んで出勤しました。倦怠感は特になし。普通に病院の受付で仕事できていました。

2回目

打つときに痛みはほぼないのはわかっていたので、緊張感もそんなになく。ただ、「強い副反応がありませんように…」と願うばかりでしたね。今回も左腕に打ちました。
同じ日に打った院長は、午後、さっそく37.7度まで熱が上がったんです。私もちょっと暑い気がしたので計ってみると、36.6度…平熱じゃん(笑)。気のせいだねーなんて笑いながらその日もフルタイム勤務をこなし、帰ってから家事もこなして寝ました。

…さて、メインイベントはここからです。きました、副反応。
夜中2時ごろ、暑くて目が覚めました。いやいやまさかと思って熱を計ると、37.4度。うわ、きたか、これか…と思いながら目を閉じるのですが、暑くて眠れないんです。体もどんどん重たくなってきました。5時ごろに再度、熱を計測…37.7度。マジかどうしようできれば仕事休みたくないんだけど…そんな思いが頭がぐるぐる駆けまわります。そのままいつもの起床時間を迎えてしまい、熱を計ると37.7度のまま。そして何より、起き上がるのがやっとなんです。無理だ。これは仕事にならない。
「体調が悪かったら無理をしないで休んでいいよ」とは言われていたし、健診やら検査やらの予約数を少なくしていながらもスタッフの人数はきっちり揃えてあったので、お言葉に甘えて有休を取る決断をしました。うちは、こういう場合の連絡はLINEでOKとなっているので、スタッフグループと院長に状況と休むことを連絡。院長からは「解熱剤はある?」という質問があったので、「耐えられなくなったらEVEを飲みます」と返答。「了解。熱があったりきついのは免疫がついている証拠です。ゆっくりしておいてください」とのこと…優しい。ありがとうございます。復活したらまた一生懸命働きます。

とにかく、動きたくないのです。8時ごろ、EVEを飲んで、枕元には麦茶のペットボトルを。…これ、ジムに持っていくために箱買いした分なんですけどね。こんな時に役立つとは思いませんでした。いちいち水を飲みに行きたくなかったので、躊躇なく使います。移動はほぼ、布団とトイレの間のみ。何かをする気にもなれません。14時台に大好きな『家政婦のミタゾノ』の再放送があるのは知っていたけど、テレビがある場所まで移動しようと思えないんです。何かリラックスできる音楽でも…とも思えず。ずっときつかったです。スマホを見る気力はあったので、ネット見たりゲームしたりしながら布団から出ない1日を過ごしました。

19時半くらいに、秋に予定されているかっちゃんのディナーショーの詳細発表がありました。これを見たとき、ちょっと元気が補充されたのは、気のせいじゃないはず(笑)。そのあとご本人がTwitterで「色々大変かもしれないけど頑張って乗り越えようね!」って言ってくれてて。

きっとこの副反応もそこへ向けた準備の1つなんだわと思うことができました。わかった! 頑張る!
だってすごくありがたいことなんだと思うんですよ、今の状況だと、ワクチン打ってからそういうイベントに参加できるって。

打ったところの痛みは、1回目を10としたら、2・3くらい。軽かったです。打った方を下にして横になれるくらいでしたよ。

薬を飲んだ後、2時間くらい眠って。これで少しは熱、下がるはず…と思って目が覚めた後で計ったら、37.1度。あれ、思ったより下がってない。薬、飲んだのに。
食欲は落ちなかったので、何かお昼に食べられるものは…冷凍ご飯とかなかったかしら…と探ったところ、職場のお歳暮のおすそ分けでもらった冷凍ちまきを発見。ああ、もうこれで十分と思って冷凍庫から外に出しておき、お昼にはそれをレンジで温めて食べました。
お昼を食べてからまた2時間ほど眠れました。熱を計るんだけど37.3度の表示。ここで2度目のEVEをごくり。解熱剤飲んでこの体温ってことは、飲んでなかったらもっと上がってるってことなんでしょうか…。
夕飯は仕事だった主人にコンビニで調達してきてもらいました。しっかりヨーグルトまで食べました…落ちない食欲(笑)。お風呂も入りましたよ、ちゃんと。寝る前の熱は、36.7度。お、このままやっと下がるのか…? 念のため、3回目のEVEを飲んで、この日は就寝。
でも寝つきは悪かったですね。2時間後にもう1回熱、計っちゃいましたから。36.6度。お、いけるんじゃない?

接種翌々日…つまり、今日ですね。日曜日です。朝4時ごろには36.0度に。さらに6時には35.9度。おー! やったー! もう大丈夫だろー! でも日曜なので朝はゆったり寝てました。
8時ごろ起きて。そう。普通に起きられたんですっ。動くのもいやじゃない。珈琲も淹れられたし、洗濯もできました。ふっかーつ!! 熱下がりましたって院長にLINEしたところ…。
「よかった。きつかったかもしれないけど、これで免疫がついたということだと思います。おめでとう。また明日」
…おめでとう…お祝いの言葉!!(笑)
腕の痛みはまだ残っています。これが消えるのにはもうちょっとかかるのかな。でも日常生活を送る分には問題なさそうです。

準備しておいた方がいいもの

一人暮らしだったり、周りに頼れる人がいない場合、今回の私の経験からアドバイスするとすれば…。
・解熱剤
・すぐ食べられるもの
・飲み物
・スマホ、もしくは目にしただけで前向きな気持ちになれる何か
特に最後。割と重要だと思います。いや、ほんとに。手元になければスマホで画像検索とかしてでもいいんじゃないでしょうか。活力、もらえるはずです。

以上、コロナワクチン接種体験記でした。最初にも書きましたが、あくまで一例ですので。どうぞ、ご参考程度にとどめてくださいね。

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