Photo by kiyofico 詩「まちのなか」 8 ミナベシオリ 2024年4月25日 23:42 夜風に耳が燃えていく後ろの街まで燃えていく月 月 エモいか知らないが絵本に水着で飛び込む夜はやたらと眩しい明かり行き交う沢山の唇が咲く街木を手繰り寄せようこの胸に一番近いあの木を夢にはいつも見るまちのなかわたしの手には空気でできたあなたの手未来の残り香この耳燃え続ける限りどこまでも現実の毛を抜いてその奥にある確かな嘘が鼓膜を揺らせこの夜に燃える耳ただ歩くだけわたしはまちのなか ダウンロード copy #詩 8 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート