5つの創業に必要なもの
2020年7月3日
起業塾最後の報告会で行ったプレゼンで
フィードバックをいろいろいただきました。
いくつかいただいた中で、
そういえば一番最初に習ったけど
もう一度ちゃんと考え直す必要あるのかな
ということが書かれていました。
このアウトプットは今から起業しようという
方にも何かしらヒントになるかもしれない
今日はそんなnoteです
起業率がダントツに低い日本
アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスと比べた
2017年のデータしか見てませんが、
アメリカ、ドイツは2011年までしかなかったですが、
イギリス、フランスが約13%
アメリカ9.3%、ドイツ6.7%
そして日本は5.6%でした
起業後のやりがい、生活との両立の満足度は高くても
収入に関しての満足度は低い
データ内容は
独立して創業する人=大人になり切れない夢追い人
くらいの世間のイメージにリンクしてますよね
起業後の存続率
1年後6.2%
5年後25.6%
10年後11.6%
と一割だけ
今後ベーシックインカムが導入されると
激変しそうなデータですが、今の状況だと納得のデータではあります
もう少し気軽に創業できる環境だったら
素敵な世界なんでしょうが…
私の中では創業の覚悟を決める人は
死に直面した人が後悔して人生観がグルンとひっくり返り
死の淵から戻ってきて一念発起する
くらいの勢いがある人
くらいのイメージです
実際自分も、死にかけてはいないけど
身内が死に直面した様をみてハッとしたから
ふにゃふにゃの覚悟を決めて
ヨチヨチ、ヨロヨロ歩き出してる感じなので(笑)
そんな自分嫌いじゃないです
それでも起業すると決めた時に大事になってくるのが
覚悟と準備
覚悟とは失敗もあるよということを納得する
準備は失敗のリスクを下げる
という意味合い
私はこの準備をしっかりすることで
「大人になりきれない夢追い人」のレッテル
引っぺがしてやろうじゃないかと思いました
どんなレッテル貼られてもやりたいこと
やめたりしないけど、
動きやすさはやはり変わってきますからね
まさに稲盛和夫さんの名言
新しいことを成す時に念頭に置きたい言葉通り。
楽観的に構想し、悲観的に計画し、楽観的に実行する
夢を追ういばらの道だからポジティブシンキングでいないと
めげてしまいそうな事が次々とやってくるので、正直
悲観的に計画するのは、私にとって最初はつらい作業でしたが
のちのち、すいすいと楽観的に実行するためには
悲観的な計画をしておいたほうが
気持ち的にも楽だと気づきました
そして創業内容を形作るための大事な3つの要素
創業したいけど、何をしたらいいのかわからない
そんな人も、これがやりたい!がある人も
一度考えてみるといい
やりたいこと
できること
求められること
この三つが重なるところが創業の内容になる
ということです
「やりたいこと」は「ビジョン」となり
最後には経営の「理念」になります
「できること」というと腰がひけちゃうこともあるけど
頭に「他より できること」とつけると少しハードルが下がります
この「他よりできること」をたくさん掘り下げると
それが競合と比べたときの「強み」になる
そこには
経験
人脈
資金
設備
なども含まれます
「求められること」は顧客が欲しがっているものです
正直、やりたいことだけが具体的な創業の場合
まだ見ぬ顧客の欲しがってるものと言われてもなぁ・・・
というところはあります
逆に、何か困っている人を何とかしたい系創業の場合
求められている事はハッキリしていてやりやすそうです
私の場合、「求められること」のイメージはあるけど
それを求めてくれている人がどのくらいいるのか
なんとなーくしかわかってない
でも、今これを書いていて
やるべきことは少し見えてきた気がします
私の場合ですが、
自分がやろうとしている
理念=おやつは心の栄養
その心の栄養は体に負担の少ないおいしいお菓子でありたい
それを提供し、ひと時の癒しの時間、幸せな時間を
楽しんでもらいたい
他よりできること=そんなお菓子を楽しんでおいしく作れる
これを
「求めている方々」に向けて
ピンポイントに刺さるような情報発信を
することが必要かもしれません
そしてそのためには
「求めている方々」のイメージを
もっと具体的につかむことが必要
かな。
この記事が誰かの役に少しでも立つといいな
大切な人に食べてもらいたい、安心安全でシンプルな材料で手作りのお菓子を誠実に丁寧に作れる範囲内で売る、みんなに愛される小さなお店を開きたいと思っています。