見出し画像

起業塾 報告会(プレゼン)練習

2020年6月3日
起業塾の報告会練習でした。
各自パワーポイントで
起業内容のプレゼンをします。
名古屋市の創業支援企画の
起業塾。
融資をしてもらうため
理解してもらい共感し
賛同してもらうことが目的です


私の場合
ローリスク、
ローリターン
小さくスタートして
徐々に大きく
できたらいいな、
借金怖いし
という消極的な計画なので
ちょっと気後れします

なので融資目的の目線で
作れないというか・・・
報告会の準備を始めるときは
私は一体どこに向けて
何をプレゼンするの!

と勝手に半ギレ(笑)状態でした。

が結論からいうと


やってよかった。

練習プレゼンのフィードバックは
声が小さいこと以外に
競合についてつめが甘い
設備費用がわかりにくい
と、自分でもプレゼンを
作りながら答えがまだ見つかってなくて
上手く説明できないから
シレっと外した部分を
きっちり突っ込まれました。
さすが創業支援のプロ・・・

突っ込まれたこと以外は
わかりやすい
上手くまとまっている
と高評価💛
いただきました。


高評価もらったから
突然偉そうに教えだす
というわけではないですが
ちょっとお伝えしておきたい

区切り線1-konakona

目次
1.プレゼンがおすすめな理由
2.10分間って何文字の文章が必要?
3.1から9の項目とは
4.1から9の項目の具体的な進め方
5.プレゼン作業をすることで見えた
2つの凄い発見
6.頑張りやすくなる所ジョージの名言

区切り線1-konakona

1.なかなか考えがまとまらない時
プレゼンは超おすすめ☆

その理由とは

1.準備で見えてくる
やりたい事の明確化
2.明確化でわかる
今後の具体的な行動
3.自分がやりたい事を
10分も聞いてもらえる幸せ
を味わえる

区切り線2(細い)-konakona

2.10分間って何文字の文章が必要?


早速プレゼンの組み立て方
私がやったことを伝えるだけ
なので一案ですが

一度もパワーポイント使ったことない!
プレゼンをしたことがない!
そんな私がやった手順を備忘録的に以下
メモしておきます

● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 

大前提一人10分 時間厳守

10分も?と思ってたけど、
意外と全然足りない!!です。

10分も!10分しか??
人それぞれ感想は違うけど
どちらのタイプにもありがたい
目安がこれ。

スライド目安
1スライド1分 
表紙込みで10枚
9枚に内容を盛り込む
というルールを作って
作業を始めると
とっかかりになる。

文字数目安:
台本原稿の文字数を
2500文字以内
に収めると
スライドだしつつ、
しゃべって
ちょうど10分くらいでした。

区切り線2(細い)-konakona

3.1から9の項目とは
項目として推奨されたものが以下の9点


1. 目的、自己紹介、概要など
2. 起業する理由、思い
3. 事業コンセプト
4. 市場動向、ターゲット
5. 商品の具体的な内容や特徴
6. 差別化ポイント 競合との比較
7. 販売促進や行動計画、事業展開、課題と対策
8. 収支計画、資金計画
9. 今後の展開、決意など

右脳の人のスライドと
台本の組み立て方


1.アナログ式に紙に書き出す
2.パワポにとりあえず入力してみる
3.デジタル式にメモ帳に台本(しゃべる言葉)を打ち込む
4.パワポのほうで考えをわかりやすくまとめてみる
5.パワポに合わせると自然と台本の文章が変わってくるので直す
6.台本を書くうちにパワポでわかりにくいところが見えたら直す
7.台本の文字数をカウントしてどんどん推敲する
8.台本の言葉を減らすことでわかりにくくなる部分はパワポ資料で補足する

こんなことの繰り返しでした。
左脳派の人はもっと合理的でスマートにやれるのかもしれないなと
感じましたが、私にはこのやり方があってました。
では1から具体的に

区切り線2(細い)-konakona

4.1から9の項目の具体的な進め方

1.アナログ式に紙に書き出す
メモ帳を9枚用意して
1から9までをざっくりと
思いつくまあ書き込んで
考えをまとめました。
まとめているうちに
最初に決めた9項目に
あてはめるのが難しい!
ってなってきたら 
もちろん 
当然

自分のプレゼンなんだから
好きに変えていいのです。

画像1

こんな感じですね ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
レイアウトも思いついたら
そのまま図として書きました
スライドの下書き
みたいなイメージです
途中から文章ばっかりですが
気にせずで。
パワポ開けば
ちゃんと
わかりやすくするための
構図も思いつくってものです。

区切り線2(細い)-konakona

2.とりあえずパワポで表紙を作ってみる
パワポの基本的な
操作方法がわかります。
●文字の入れ方
●イラストや写真の
挿入方法
●アニメの設定
●アニメの順番の変え方
●スライドショーとして見る方法
など一通り。
表紙なら失敗しても
ダメージが少ない(笑)
し、考えなくても
表紙くらいなら手を付けれる

表紙を作ってみると
ちょっとテンションあがります
写真が順番にフェードインしたり
書いた文字がプロっぽく
タイトルとしてでてくるし(笑)
イラストも大正義いらすと屋から
もらってきて入れてみると
ますますそれっぽい!

テンション上がった
その流れで、
考えなくても作れる
自己紹介ページを作ってみる

ほら、もう2枚もスライドができちゃった!
ではもう少し詳しく次の項目で説明

区切り線2(細い)-konakona

3.デジタルメモ帳
パソコンに
「プレゼン」というフォルダを作り
パソコンメモ帳も用意して、まずは白紙に
「プレゼン台本」とタイトルづけして
フォルダに保存
その後は思いつくまま書き込みました。
こまめにShift+Sで上書き保存を忘れずに。

プレゼン台本イメージ

↑↑↑↑↑↑↑こんな感じでシートごとに
◆でラインを作って
パッと見てわかるように
区切っておくと
本番で浮足立っても
台本のどこを読んでるか
ある程度、見失わずにすみます

自己紹介は
考えなくてもできることなので
すぐスライド作成に入りました。

写真の準備も同時進行です

「プレゼン」
フォルダ内に
「自己紹介」フォルダを作ると
FireAlpacaという
フリーの画像編集ソフトで
写真のトリミングしたり
画素数落とすなど編集、保存し
スライドに張り付けていきました。

イラストも、作りながら必要なものを
ネットで検索する。
大抵「いらすとや」さんが
でてきます
検索は
「壁にぶち当たって大変」
というところに欲しくなった
「かべ」「壁を壊す」「困ってる人」
などのワードををグーグル先生に打ち込み
画像 
というところで見ると出てきます。
上手く出てこなければ、
言葉を変えてみます。

検索で出てきたイメージイラストは
保存するときに
「イラスト」フォルダを作るとか
「シート1用」など
シートごとのフォルダを作るなどで
ある程度整頓しつつ
どんどん放り込んでおくと便利
使っても使わなくても
気になるものはとりあえず、
ちらっとでも
これ使うかな?
と思ったものは全部保存して
残しておきます。
でないと、
やっぱりさっきのイラスト、と
ネット上で探すのは大変面倒でした。
上手くみつけられなくて
時間のロスになりました。
保存してあれば話が早いので
途中からそうするようにしました。

区切り線2(細い)-konakona

4.パワポのほうで考えをわかりやすくまとめてみる

盛り込むべき1~9の項目が
けっこう盛沢山なので、
1スライドにスッキリと
伝えたい事を
伝わるように
入れるためには、
かなり内容を
圧縮する必要があります。

私の場合は
考えてからやろうとしても無理
手が動かなくなる

そんなタイプなので
とりあえず思いつくまま
パワポに盛り込み、
ゴッチャゴチャに入れます

1スライドに収まらなければ
つづき、として
2スライドまで
とりあえず作ってみて、
そこから余分を削ったり、
まとめたり、
表現かえてみたり
なんとかして1スライドに
収まるように圧縮

この時、削りやすくするには
細かい項目、写真、
イラストだけを削るなら
新規スライドを一枚用意して、
そこにとりあえず
全部張り付けておく
スライド全部を削る場合も
スライド全部を
「没スライド」フォルダに
張り付けてコチラに保存
断捨離の「とりあえず箱」
みたいなものですね。
削る作業って
時間と労力かけて
思いついた時は
いいアイデア!と思って
作ったものなので
いざ削除するとなると
なんかもったいない・・・
どっかで使えるんじゃ・・・
って躊躇しがち。
その「もったいない」の
ブレーキを外すために、
私には必要なフォルダでした。

なんというか、
小学校でやった図工の
「運動する人」
の粘土細工作り
を思い出す作業でした。

まず、出来上がりの下絵を描く
割りばしと針金で骨格になる
土台を作り、
粘土をぎゅうぎゅうくっつけて、
もこもこした塊にして
そこから余分を削ったり
足りないところにくっつけたり
だんだん形を整える

あの作業です。

そんな感じで9枚に
なんとかまとめます
表紙と最後表紙も込みで
結局12枚になりました

(表紙はスタートする前から
プロジェクターにうつしだされて
皆の目にはいるし
10分終わって裏表紙が
うつしだされた状態で
しばらく質疑応答があって
やっぱり長らく見てもらえるので
10分はトークに使うけど
表紙と裏表紙を見せる時間は
もうちょっとある(笑))

区切り線2(細い)-konakona

5.パワポの動きに合わせると
自然と台本の文章も
変えたくなるので直す
6.台本を書くうちに
パワポ画面だけでは伝わりにくそう
な部分が見えたら直す
7.台本の文字数をカウントして
不要な言葉を削りどんどん推敲する
8.台本の言葉を減らすことで
わかりにくくなる部分は
パワポ資料で補足する

区切り線2(細い)-konakona

注意すべき点
自己紹介も
起業の理由や思いも
どうしても
隙あらば自分語り
したいところですよね

つい分量が多くなります
が、冷静になりましょう

まず、なぜ自己紹介するのか

どんな人間か
サラッと
知ってもらうため
ディープに知ってもらう
というより
こんな人間ですって
見ず知らずの人に
わかってもらい
」ああ、だからこの起業内容なんだね」
って納得してもらえそうな部分を
抽出する程度

起業への熱い想いも
もうセミナーに10回も参加して
課題を散々こなして
プレゼンまでこぎつけてる
それで伝わってるはず(笑)
貴重な10分を削ってまで
詳しく語る必要なし

とにかくひたすら、

「自分目線」〈「相手目線」

私の事情を知らない人に
全部知ってもらいたいし、
長話はダレて聞いてもらえなくなる
大学のだらだら講義と
林先生の簡潔なテレビ用の説明
どっちが耳に入るか
どっちが印象に残るか
そんなイメージです
話は分かりやすく
簡潔にまとめなきゃです。

でも、まず
最初はやたら情報量が
多くなっていいと思いました。
特に、自分は順を追って、
こういう思いだから
こういう行動につながるんです!
みたいに
こと細かく、
細部まで説明したいタイプなので。

ただ、ここをそのまんま
プレゼンに盛り込んだら
そこだけで1時間くらい
講演できてしまいそうな
勢いでしゃべり倒してしまいそう
(恐ろしくつまんない
ジャイアンリサイタル的講演会です)

とにかく紙の上にでも、
パソコン上にでも
吐き出し切ってしまえば(笑)
一旦、気持ちが落ち着く

で、冷静になって
こんな細かいところは必要ないとか
このくだりは
一言でいうとこういうことだ
など、
あとは自分の悪い癖は
すぐ例えたがる
さっきの図工みたいなかんじで(笑)
上手いこと例えたなって
勝手に気分よくなったり・・・
苦労話なら、あんなことも、
こんなこともあったな、
という部分の文章は削って捨てる。
苦労話は起業のプレゼンに不要ですよね
大成功してから
自叙伝にでもいれたらいいんです。

という推敲作業をします

すてるのが嫌なら
後でブログにでも回そう
という気分で
(実際つかうかどうかは問題じゃなくて)
「ボツ文章」というメモ帳も
用意しておきます
そして、潔く削った文章は
未練がましく全部そちらに
張り付けておきます

こうすることで、
やっぱりさっきの使える!となったら
すぐコピペできるという安心感 
保険みたいな感じです。
これがあると私の場合は、
気持ち的に楽に
文章を削ることができました。

パワポでまとめたものを見ると、
推敲しやすいです


自己紹介や起業塾参加理由、
事業コンセプト、
商品の特徴あたりは、
最初の情報量が
めちゃんこ多いところを
「圧縮」して「削って」
ところが、 

6. 差別化ポイント 競合との比較
7. 販売促進や行動計画、事業展開、課題と対策
8. 収支計画、資金計画


苦手な数字の話になってきたのと、
2月から3月あたりに
根詰めてやった時は
理解していたつもりだったのに
実家で開業させてもらえなくて、
また開業が遠のいて
一旦トーンダウンしてしまった
挙句のコロナ騒動で
2か月以上ほったらかしだったのと、
具体的な開業場所が
なくなったので、
具体的な計画ってどうやってたてるの?
とヤサグレていたので

決まってない・・・

まさに、ドロナワ方式
プレゼン資料を作りながら
もう一度考え直して
報告できるレベルまでまとめる
という大仕事になってしまった。

自分がよくわかってないのに、
わかりやすいスライドなんて
作れるわけがない・・・

なんなら
「やりたいことの明確化」
もまだできてない

そんな状況でまる2日 
家事も適当で
かかりっきりとなりました。

区切り線2(細い)-konakona

5.プレゼン作業をすることで見えた
2つの凄い発見

人にわかってもらおうとして、
誰かに話をすると
質問が返ってきて、
それの答えを考えて
としているうちに
だんだん考えって
まとまってくるものですね。
いつもだと話して、
考えがまとまって、
スッキリ!
あー気分いい。
はい、ここで終わり。

その時はすっごく、
わかったような、
つかんだような
にぎったような気分なのに
ちょっと時間がたつと
フワーっといなくなってしまう

つかんだものって
霧状の雲のような、
実態のないもの
だったりするんです。
まさにつかみどころなし(笑)

が、ここでさらに
一歩先に踏み込むのが
パワポのプレゼン資料作り。
まとまった考えを、
さらにスライドに落とし込みつつ
台本を推敲する
ことで

ポワンと雰囲気でしか
見えてなかった雲状のものが
キチンとした輪郭をもち、
形、細部までくっきり見えてくる
しかも言語化される、
そして本当にさわれる
綿みたいになる。
しっかりつかむことが
できるようになります。


発見その1
プレゼンって準備することに
にすごい意味があったんだ!


発見その2
自分がやりたいことを
10分も誰かに聞いてもらえるって
素晴らしいことじゃないか


それに、もしかして
将来的にやりたい事を
手伝ってくれる誰かが
現れたなら
このプレゼン資料を使えば
理念とか創業への想いだとか
時間がかかるお話も
すぐ伝わる!
ということに、
ここへきてようやく
気が付いたのでした。

そんなわけで、
まだ直すべきところは
多々ありますが

苦手な競合やら
設備資金の話やら
それは明日の面談で相談して
ブラッシュアップ
とやらをしていきます。

区切り線2(細い)-konakona

6.頑張りやすくなる所ジョージの名言


私の好きな言葉を皆様にも捧げます
所ジョージ
「完成度は低くていいから完成させてみな」

ちなみに、このブログで文字数5843です

プレゼン参考画面


大切な人に食べてもらいたい、安心安全でシンプルな材料で手作りのお菓子を誠実に丁寧に作れる範囲内で売る、みんなに愛される小さなお店を開きたいと思っています。