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『私、今ピンチです』驚きの一言から始まった忘れられない接客体験

今日、パソコン購入のため家電量販店を訪れました。エスカレーターを降りると、携帯会社主催のガラガラ抽選会に遭遇。誘われるまま参加し、ポケモンのシールを当てました。すると女性スタッフから「携帯について伺ってもよろしいですか?」と声をかけられ、シールをいただいた手前、応じることにしました。

スタッフは現在の機種やプロバイダー、プランについて質問を重ね、驚くほど熱心に様々な提案をしてくれました。彼女の接客は非常にフレンドリーで、まるで旧知の友人のような親しみやすさでした。しかし、提示されたプランはどれも現在のものより高額。私が意見を述べると、突如彼女の態度が一変。「私、今ピンチです。これ以上のプランを提示できません」と、予想外の率直さで告白したのです。

さらに驚いたことに、「この職場に来て半年のペーペーなので偉い人を呼んできます」と自身の状況を赤裸々に明かし、その場で「偉い人、偉い人」と大声で上司を呼ぶ姿は、まさに常識破りでした。しかし、上司も彼女の型破りな行動を当然のように受け入れ、自然に会話を続けていました。この光景から、彼女の破天荒な接客スタイルが、意外にも職場に溶け込んでいることが窺えました。

この予想外で斬新な接客体験は、確かに面白く印象的でしたが、気づけば30分もの時間が経過。本来の目的であるパソコン選びの時間が取れなくなってしまいました。結果、ポケモンのシールと忘れられない体験のみを手に、パソコンを見られなかったことが少々心残りです。

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