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【前編】いつまでも女性らしく輝くために。頑張る女性に寄り添う、無添加リップデザインへの想い

デザインの力でビジネスをプロデュースする事業を行う傍ら、リップクリエイターとして活動するMinaさん。デザイナーならではの視点をいかしたオリジナルワークショップを展開し、100%自然由来の素材のみを使った手作り口紅を通じて、女性が女性らしく輝き続けるための未来を応援したいと言います。Minaさんがこれからの人生をかけたライフワークとして、なぜ口紅作りを選んだのか。その想いに迫ります。

※今回のインタビューは、ライターの鈴東あや乃さんにご担当頂きました。(素敵な記事をありがとうございました)



自分自身が悩んだ経験が原点に。「口紅」に対する特別な想い

ーー手作りの口紅に興味をもつきっかけはなんだったのでしょうか?

私自身、もともと唇の乾燥に悩んでいたんです。
冬の暖房下だと、市販の口紅を塗ると皮がむけてしまうくらい本当にひどくて、そんなときに手作りの口紅があることを知り、自分でもワークショップを受けてみることに。手作りの口紅は市販のものよりも唇に優しくて、あれだけひどかった乾燥も改善。そこから、手作りの口紅に注目しはじめました。

ーーご自身の悩みがもとになっているんですね。
そこからブランドを立ち上げた背景には、「口紅」に対する特別な想いがあったとか?

「口紅」は私にとって、魔法のスイッチが入るパワーワードのようなもの。女性に共感していただくことが多いのですが、メイクの最後に口紅を塗るとなんだかスイッチが入るような感覚、ありませんか?塗るだけで顔色がパッと明るくなったり、1日をスタートするぞ!というスイッチが入ったり。唇を彩ることは日常でもあり、女性にとって自分を愛でる特別な瞬間でもあると思うんです。

母親の口紅を塗る姿にあこがれる幼少期から、何歳になっても女性らしさを忘れずにいるシニア世代まで。人生を輝かせるもの、その一つが「口紅」だと思っています。そんな口紅をより良い素材で自分でも作ってみたいと思い、100%自然由来のオーガニック口紅を「LIP of GARDEN」と名付け、デザイン制作をスタートしました。

ーー「LIP of GARDEN」というネーミングにはどのような想いが?

私はもともと「GARDEN」の屋号で、医療機関向けのWebページをはじめとしたデザインの仕事をしています。屋号には、庭に花が咲くようにたくさんの作品が咲き誇るよう想いを込めています。
「LIP of GARDEN」も同じく、自然の庭園からインスパイアを受け、花がたくさん咲き誇る豊かなイメージと、自然由来にこだわって作る口紅というコンセプトを込めて名づけました。

親子でWSに参加された女子高生が撮影してくれました

世界に一つだけの口紅作り。デザインする楽しさも知ってほしい

ーー「LIP of GARDEN」で手作りする口紅と、市販の商品との違いを教えてください。

市販で流通するものは保存期限などの都合で、どうしても人工的な成分が入ってしまいます。一方、LIP of GARDENでは

100%自然由来の素材のみ

で作ります。例えば、オーガニック認定されたココナッツオイルやシアバター、ビタミンEオイルなど、自然界に存在するものだけを原料にしています。

また口紅の色味をつけるためのマイカは、天然鉱物の成分由来のものを使用。マイカの採掘は児童労働の搾取が世界的に問題になっていますが、LIP of GARDENでは、児童労働に加担していないマイカを使っています。自然の素材のみを使うことで唇にも優しく、体に有害な成分も入っていないので、お子さまから高齢者の方まで安心して使っていただけます。

そして、手作り口紅の一番の醍醐味は、「世界にたった一つだけの口紅が作れること。自分で色味を調合するので、あなただけの口紅ができあがります」。他社のワークショップでは、ビーカーのなかで材料を混ぜて色を作るのが一般的ですが、LIP of GARDENでは、一度パレットを使って色を作る工程があります。

私自身がデザインを本業にしているので、色をデザインする過程をみなさんに楽しんでもらいたいと思い、パレットで色を混ぜて試す工程を大切にしています。また、好みのアロマオイルも加えることができるので、香りも良いのがポイントです。


デザインを本業にしているMinaさんならではのワークショップ。自分だけの1本ができあがったときの達成感は格別でしょう。
後編では、自然素材にこだわる理由やワークショップを通してMinaさんが届けたい未来についてうかがいます。

後編はこちら→https://note.com/mina0890/n/nf23d82eae9fc
Instagram:https://www.instagram.com/lip_of_garden/