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淡色

2年付き合ってた彼と別れた。
笑って、泣いて、たくさんの壁を超えてきたけれど別れる時はこんなにも一瞬だなんて不思議だ。

恋愛感情がなくなったと言われた
私は離れたくない。
あと1か月だけでも一緒にいてみようよと
言いたいけれど、
彼が私に恋愛感情がないとわかってて
一緒に行くデートもLINEも声も
きっと全部辛いから
「わかった」物分かりのいいフリをした。

別れ話も、別れる為に用意したものだから本当の事はわからないし。問い詰めても私が聞いたのはほんの一部で、全部を知る事はできないのだろう

どんなに本を読んで攻略を立てても、どんなに慎重になっても、高く積みすぎたツミキほど崩れる音も悲しさもかけた時間も大きい。
倒れる可能性があるとわかってて重ねるつみきには、希望と好奇心とほんのり期待が混じってて。

完成したように見えている
それぞれの形は、そのあり方は
希望を香らせ「運命」と例えるほかないのだろう
またそれも淡さ。

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