クリスマスイブにLC-Aが来た話
中古カメラとの出会いも、一期一会なのだなって。(悟った顔
先日OPENした秋葉原の2ndBASEさんへ行ったとき、ふと目に止まったLOMO LC-A。
もともと興味があったカメラなのでいろいろと情報を仕入れていたのだけど、中古カメラ屋さんの店頭で見つけたのは初めて。
実はRollei35目当てだったので、その時は軽い気持ちで手に取った。
新品で購入できるLC-A+とはやはり違う。が、これはこれでシンプルで好き。
…にしても状態が良いなーと。「LC-A」がキリル文字だったことも印象的だった。
その日はRollei35を見て、フィルムを買って帰った。
以前、キリル文字表記のオールドレンズを探して買う程度にはロシア(旧ソ連)に惹かれるものはあって。
今回出会ったLC-Aに何か縁のようなものを感じて、いてもたってもいられず3日後には秋葉原へ足を運んだのだった。
(12月の出費がドーン…)
USSR
CCCP
ファインダーにはゾーンフォーカスの指標がイラストで表記。手元の操作に合わせてイラストの位置に棒が動く仕組み。
内部もとってもきれい
フィルム感度の設定窓
これがどうにもわからない…。
このLC-AはASA等ではなくソ連規格のГОСТ(GOST)表記。上の写真では見辛いが窓の横にГОСТとある。しかし窓の中の数字は50/100/200/400… これはГОСТ(でみられる半端な数字)とは違うような…?
Webで調べても情報は出てこず、“ГОСТ表記の感度設定は難しくて困った”という記事があるくらいで。
LC-Aは年式でいろいろなバリエーションがあるらしく、もしかしたら製造工程で余った旧バージョンのカバーで、中身は後期モデルの可能性も…?
などともやもや勘ぐってみるものの、答えを出すには試写が最も有効だなぁと。
…LC-WIDEの試写も終わっていないのにね!?
LC兄弟(年差の離れ方よ…)
おまけにフィルムも追加。
2ndBASEさんはフィルムも安いし、品揃え豊富。見たことないようなものも多くて楽しい。
手に取りやすい陳列、お洒落な店構えで本当に素敵。まったくカメラを触っていない方にも興味を持ってもらえるのではないかと。
お客さん「触ると壊しそうで…」て声を聞いたけども、大丈夫。ある意味、最近のカメラよりずっと丈夫。