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ミュージック・ジャーニー | 世界の音楽と風景をめぐる旅

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民音が、各国の駐日大使館の協力のもとで贈る「MIN-ONミュージック・ジャーニー」。世界中の楽しい音楽と美しい景色をお届けします。
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記事一覧

“癒しの国” ラオス | ミュージック・ジャーニーvol.88

皆さん、民音ミュージック・ジャーニーへようこそ。 今回は、インドシナ半島中央部に位置する内陸の国、ラオス人民民主共和国へ、駐日ラオス人民民主共和国大使館の皆様とともにご案内いたします。 ラオスの旅のしおり ・国内最大の「タートルアン祭り」でラオスの魅力を堪能しよう ・メコン川に沈む荘厳な夕陽を眺めにいこう ・世界遺産の古都ルアンパバーンでラオスの歴史に触れよう ラオスはタイ、ミャンマー、中国、ベトナム、カンボジアに囲まれた内陸国です。国土の大部分を山地が占め、西側のタイ

古代王国の歴史薫る 北マケドニア | ミュージック・ジャーニーvol.87

皆さん、民音ミュージック・ジャーニーへようこそ。 今回は、バルカン半島の中央に位置する北マケドニア共和国へ、駐日北マケドニア共和国大使館の皆様とともにご案内いたします。 国土の大部分を高地が占める北マケドニアは、マケドニア王国、ローマ帝国、ビザンチン帝国など多くの古代王国の一部とも重なっており、紀元前から続く長い歴史を秘めています。 本年は、日・北マケドニア外交関係樹立30周年です。 はじめに、駐日北マケドニア共和国大使館 アレクサンダル・ポポブスキ臨時代理大使より寄

パラオ ~日本の文化や習慣を共有できる国~ | ミュージック・ジャーニーvol.86

アリー!(パラオ語で「こんにちは」)民音ミュージック・ジャーニーへようこそ。 今回は、太平洋に浮かぶパラオ共和国へ、駐日パラオ共和国大使館の皆様とともにご案内いたします。 パラオは340の島々からなる島嶼国です。そのうち人が住んでいるのは首都マルキョクがある国内最大の島「バベルダオブ島」や経済の中心地「コロール島」などのわずか9島のみで、今も手つかずの美しい自然が数多く残されています。 日本では、美しい海や色鮮やかな動植物に恵まれたリゾート地を、憧れの念も込めて“南の島

ガーナ ~進化する音楽 ハイライフから「ヒップライフ」~ | ミュージック・ジャーニーvol.85

皆さん、民音ミュージック・ジャーニーへようこそ。 今回は、駐日ガーナ共和国大使館の皆様とともに、西アフリカに位置するガーナの活気あふれる文化をご紹介いたします。 ガーナはサハラ以南のアフリカでもっとも早く独立を果たした国であり、国旗の「ブラックスター」は人々の誇りと自由を表しています。 ガーナの旅のしおり ・首都アクラの名所を巡ってガーナの豊かな歴史を探求しよう ・活気あふれるアートフェスティバルで西アフリカの芸術文化に触れよう ・ガーナの音楽ジャンル「ヒップライフ」の

バングラデシュ ~シュンドルボン 世界最大のマングローブ林~ | ミュージック・ジャーニーvol.84

皆さん、民音ミュージック・ジャーニーへようこそ。 今回は、ベンガル湾を望むインド半島の東に位置するバングラデシュ人民共和国へ、駐日バングラデシュ人民共和国大使館の皆様とともにご案内いたします。 バングラデシュの旅のしおり ・シュンドルボンでチャーター船クルーズを楽しもう ・活気あふれるダッカの街を「ダッカメトロ」で回ろう ・現代に生きる民族音楽「バウル」のメロディを聴いてみよう バングラデシュはインド亜大陸のベンガル地方に位置し、ガンジス川下流の肥沃な土地に恵まれ、古く

スーダン ~雄大なナイル川~ | ミュージック・ジャーニーvol.83

皆さん、民音ミュージック・ジャーニーへようこそ。 今回は、アフリカ大陸第3位の国土面積を持つスーダン共和国へ、駐日スーダン共和国大使館の皆様とともにご案内いたします。 スーダンの旅のしおり ・ドゥンゴナブ湾=ムッカワル島海洋国立公園でめずらしい海洋生物に会おう ・名物のハイビスカスティーを飲んでみよう ・豊かな音楽文化と伝統楽器の音色に触れよう スーダンは国土の中央をナイル川が縦断しており、地中海世界・中東世界とアフリカを結ぶ重要な役割を果たしてきました。地政学上の重要

カンボジア ~笑顔の国~ | ミュージック・ジャーニーvol.82

皆さん、民音ミュージック・ジャーニーへようこそ。 今回は、インドシナ半島に位置するカンボジア王国へ、駐日カンボジア王国大使館の皆様とともにご案内いたします。 編集部の“イチ押し”アーティスト:サン・ソクセライ 今回のイチ押しアーティストは、カンボジアの女性ヒップホップアーティスト「サン・ソクセライ(Sang Sok Serey)」です。彼女はカンボジアの文化とヒップホップを結びつけ、伝統文化と若者との架け橋としての役割を担っています。たとえば、新聞離れをしている若者を引

エリトリア ~文明の交差点~ | ミュージック・ジャーニーvol.81

皆さん、民音ミュージック・ジャーニーへようこそ。 今回は、アフリカ大陸北東部に位置するエリトリア国へ、駐日エリトリア国大使館の皆様とともにご案内いたします。 エリトリアは、「アフリカの角」と呼ばれるアフリカ大陸北東部に位置します。ヨーロッパや中東、アジアを結ぶ紅海に面していることから、古来より船舶交通の拠点として重要な役割を果たしてきました。 エリトリアの旅のしおり ・歴史情緒あふれる首都アスマラの街並みを散歩しよう ・港町マッサワの美しいビーチでのんびり過ごそう ・祭

グアテマラ ~今も残るマヤ文明の情緒~ | ミュージック・ジャーニーvol.80

皆さん、民音ミュージック・ジャーニーへようこそ。 今回は、中央アメリカ北部に位置するグアテマラ共和国へ、駐日グアテマラ共和国大使館の皆様とともにご案内いたします。 グアテマラの旅のしおり ・首都グアテマラシティの見どころを巡ろう ・“世界一美しい文化イベント”「セマナ・サンタ」に参加してみよう ・マヤ文明の文化を体験しに行こう カリブ海と太平洋に面するグアテマラは、美しい海と自然に恵まれ、一年を通して温暖で過ごしやすい気候が特徴です。紀元前1000年頃から約2500年に

カタール ~アラブの伝統と現代文化の融合~ | ミュージック・ジャーニーvol.79

皆さん、民音ミュージック・ジャーニーへようこそ。 今回は、ペルシャ湾に囲まれた半島の国カタール国へ、駐日カタール国大使館の皆様とともにご案内いたします。 カタールはアラビア語で「点・しずく」を意味する言葉です。その名の通り、ペルシャ湾に水滴を落としたような形をしており、面積は日本の秋田県よりもやや狭い11,427平方kmです。 カタールの旅のしおり ・ドーハの市場「スーク・ワーキフ」でアラブのお土産を見つけよう ・一大イベント「アジャル映画祭」で映画の魅力を思う存分に語り

アルバニア ~“欧州の秘境”と称される自然~ | ミュージック・ジャーニーvol.78

皆さん、民音ミュージック・ジャーニーへようこそ。 今回は、バルカン半島南西部に位置するアルバニア共和国へ、駐日アルバニア共和国大使館の皆様とともにご案内いたします。 アルバニアの旅のしおり ・ティラナの観光名所を回りきろう ・“欧州の秘境”と呼ばれるアルバニアの自然を満喫しよう ・「アルバニアのアイソポリフォニー」の神秘的な響きに触れよう アドリア海に面したアルバニアは、豊かな自然と歴史情緒あふれる街並みを持つ美しい国です。温暖で過ごしやすい地中海性気候により、古くから農

アラブ首長国連邦 | ミュージック・ジャーニーvol.77

皆さん、民音ミュージック・ジャーニーへようこそ。 今回は、アラビア半島の東南端に位置するアラブ首長国連邦(以下UAE)へ、駐日アラブ首長国連邦大使館の皆様とともにご案内いたします。 アラブには「砂の民、遊牧を行う人」という意味があり、その名の通り、国土の大部分は砂漠地帯です。古くは農耕や真珠採取が主な産業となっていましたが、1950年代に石油が産出されるようになると、そこから急激な経済発展を遂げました。 しかし、先進的な都市開発が注目される一方で、アラブの伝統的な文化も

インド”伝統と革新” | ミュージック・ジャーニーvol.76

皆さん、民音ミュージック・ジャーニーへようこそ。 今回は、南アジアの大国インド共和国へご案内いたします。 インドの旅のしおり ・オールドデリーの商店街で古き良きインドの空気を味わおう ・生のボリウッドをミュージカルで楽しもう ・エリアごとに異なる伝統楽器の音色を聴いてみよう 国連人口基金の調査によれば、2023年内にはインドが人口世界一になるという見通しが示されています。急速な人口増加に加えて、特にIT分野における成長が著しく、世界を牽引する目覚ましい経済発展を続けていま

シリア”オリエントの真珠” | ミュージック・ジャーニーvol.75

皆さん、民音ミュージック・ジャーニーへようこそ。 今年は、日本とシリアの外交関係樹立70周年となります。しかし、両国における文化や経済の交流は、シルクロードを通じた数千年前にまで遡ることができます。 今回は両国交流の一環として、駐日シリア・アラブ共和国大使館の皆様とともに、豊かな文化を持つシリア・アラブ共和国を巡る旅に皆様をご案内いたします。 シリアの旅のしおり ・世界最古の首都ダマスカスの歴史を学ぼう ・シリアの6つの世界遺産を見つけよう ・何千年もの歴史をもつ手作り