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不適応者の居場所 に参加してきた。(2022年10月)

仕事をやめてから季節が一回りしようとしている。

焦りと将来への不安、なにより全く人と話さない日々が続く。

他人と交流しないと、こんなにも心がおかしくなってしまうのかと驚いている。

そんな時、不適応者の居場所、というイベントのことを知った。

無職や社内ぼっち、ひきこもり、フリーランスなどなど

人とのつながりを無くしがちな人
が集まり
話したいことを話して交流する会らしい。

たまたまTwitterで知って、

人とのつながりを求めて、行ってみた。

不適応者の居場所とは


不適応者の居場所について簡単に情報を整理しておこう。

まず主催者だが鶴見済さんという方だ。

『人間関係を半分降りる』など、本の著者らしい。

結構有名な人のようだ。

しかし、ご本人のブログでも書かれているが

鶴見さんはこの集まりの参加者&管理者という立場。

みんなでこの方のお話を聞くとか
そういう会ではないらしい。

そのほか、何をするのかなど
鶴見さんのブログの方が詳しいのでリンクを載せておく。

実際に参加してみた

13時ごろ原宿駅から代々木公園に向かう。

人見知りMAXの私はこの時点ですでに緊張していた。

やっぱ帰ろうかな…とか思った。

しばらく歩いて今回の会場である噴水池近くにたどり着く。

シートが4枚ほど敷かれている場所があり、
すぐにそこが会場だとわかった。

数人、円になって何やら話をしているようだ。

どの様に挨拶して入っていけばいいのか…
ビビりながら近づく。

すると先に来られていた方が

「初めて?」

と声をかけてくだった。

そのおかげもあって、すんなりと集まりの輪に入ることができた。

まだ早い時間だったので、参加者も数人程度。

主催者の鶴見さんとも話せた。

シートの上には食べ物がたくさん置かれていた。

カンパのお金を入れて、それらをいただく。

めっちゃうまい。

念の為、自分もお菓子を持ってきていたが

カンパのお金を持ってきていれば
食べ物は持ってこなくても大丈夫なようだった。(初参加はとくに)

ほとんど1人参加

食べ物をいただきながら、他の参加者の方と話す。

話している間にも次々と人が来る。

みんな、軽〜く挨拶をすると、靴を脱いでシートに上がってくる。そこまで緊張することはない。

ほとんどの人が1人で来られていた。

常連同士で盛り上がっている
というわけでもなく

初参加や2〜3回目の人なども多かった気がする。

1人じゃないんだなあ

鶴見さん以外にも、たまたま近くに座っていた人たちと話す。

自分と同じく無職だったり、無職だったけど就職が決まった人だったり。

なんだか似た様な境遇の人が多くて安心した。

無職の不安とか、何で仕事をやめたのかとか。

他の場所では口に出したこともない思いを話したりもした。

無職が珍しくもない集まりって、逆に珍しいな。

ただ楽しい時間

もちろん、それ以外にも
参加者が好きなことを話したり聞いたりした。

自分の場合には、読書や旅、アニメやファッションの話など。

読書会や哲学カフェの話題も出た。

あんまりに楽しくて、気がつくと2時間くらい話し通しだった。

ゆる〜い集まり

そうこうしているうちに、人がだんだん集まってきた。

15時ごろ鶴見さんから
一旦この場にいる人たちで自己紹介をしましょう、と声がかかる。

話す内容は長くても短くても良い
名前を名乗らなくても良いし
話したくなかったらパスでも良い

とのこと。

今、悩んでることを話す人もいれば

名前だけ名乗って終わりにする人

パスする人

など自己紹介の内容は様々だった。

全体を通して感じたことだけど

とにかくゆる〜い雰囲気。

自己紹介に限らず

何を話すのか、話さないのか、はその人の自由みたい。

無職だって言いたければ言えば良いし
言いたくないなら、自分の好きな話だけでも良い。

出入りも自由のようで

みなさん、帰りたい時タイミングで各々帰っていた。

途中で散歩しに行く人とかもいた。

また参加したい

集まりの頻度は月一回。

最近は代々木公園で開催されることが多いらしい。

情報は鶴見済 さんのTwitterやブログにて発信されている。

自分はまた行こうと思う。

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