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一日一食ヴィーガン 「人間」とはなにか

一日一食の生活を始めて2ヶ月が経ち、先週から仕事も再開しました。

週3日の時短勤務なので、あまり負担のかからない状態で始められています。
今のところ問題なく続けられていてます。
また、仕事を通して社会との関わりは大切だなと改めて実感しました。

社会との関わりの中で、自分は何ができるかを最近よく考えます。

そんな中、私はこの本に出会いました。

老人と若者との対話形式で話が進んでいきます。
この中で、老人はこう説いています。

人間を唯一動かす衝動は「自己満足」だけである。

どんな利他的な行動も、老人によれば、自己を満たすためだけに行われるのです。

人のための行動とは

人は一人では生きていけません。
他の人がいなければ衣食住を確保することも難しいです。

また、他者との関わりを通じて、自己の存在やアイデンティティを理解したあり、形作ったりしますることができます。

人に対して親切にすること、人のために行動することは、相手のためだけではなく自分自身も幸福となります。

私たちが幸福になる行動としては、相手の立場や感情を理解して尊重してあげることがあります。
また、つながりや共感を大切にし、より良い関係を築いていこうとすることがとても大切だと思います。

ただ、それはどこからくるものなのか?

それが「自己満足」からくるものなのだそうです。

自己の不安定さが障害となる

人が嫌い

長年、摂食障害で苦しんでいた時は自分のことしか考えられていませんでした。

  • 人の親切が響かない

  • 思いやりのある言葉が鬱陶しい

  • 人に話しかけられることが嫌

とにかく人と関わることを拒絶し、一人になることをいつも望んでいました。

望むがゆえの孤独

しかし、一人でいたいと思いながら、「孤独」を感じていました。

  • 人に認められたい

  • 人に受け入れられたい

  • 人に愛されたい

人に対して多くを望んでいました。
もちろん、それは叶うことなどありません。

しかし、私は叶わない現実を受け入れることができず、それなら人から距離を取ろうとしていました。

自分を愛すること

現在の食生活になり、欲求から解放されました。
そして、自分を責める気持ちがなくなっていきました。

そうなってくると、自分に対しても「ありがとう」と思えるようになりました。
自分という存在を認めて愛せるようになりました。

自分の安定が基盤となる

気持ちが安定してくると、周りに対して感謝できるようになってきました。
存在自体に感謝し、行動に更に感謝できるようになりました。

自分が安定していないと、周りに目が向けられません。
また、自分が安定することでも視点も変わってきます。

たとえ「自己満足」であってもよい

自分を愛することで周りに感謝できるようなりました。
経験から「自分を愛すること」で成り立っていることを学びました。

そう考えると他者への愛、感謝は「自己満足」となるのかもしれません。

ただ、それでも良いと思うんです。
何が発端であっても、「みんなが幸福」であるのなら。

そのための行動を続けて行きたい。
そう思います。

今日も全てにありがとう



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