一日一食ヴィーガンをなぜ続けるのか
20年という摂食障害を経験し、少食になり、現在は一日一食のヴィーガン生活を送っています。
私の身近な人で同じようなライフスタイルの人は誰ひとりいません。
親にわたしの食生活をのことを話すと、始めは心配していました。
親は長年の摂食障害で苦しんでいるを知っています。
今、私が元気に幸せに過ごせている姿を見て心配は少なくなっているようです。
最近は、たまに「無理しないでやりなさい」とだけ言ってくれます。
周りと違う食生活を送るとは
家族以外との関わり
今は家族以外の人との関わりはほとんど生活をしています。
地元から離れていること
仕事はリモートワークであること
引っ越しが多いこと
こういったことから、今はあまり家族以外の人と濃い関わりを持つことがありません。
それでも、地元には友人もいますし、SNSで友人の近況も知ることができるので特に寂しいとは思いません。
家族以外と遊びに行く、ご飯を食べに行くといったことはほとんどありません。
なので家族以外の人との関わりで今の私のライフスタイルが問題になることありません。
家族との関わり
家族の食べるものは私が用意します。
買う、作るも私がしています。
家族の食事の際に、私が食べることはほとんどありません。
お祝いごとで一緒に時間を過ごしたいな、と思う時は、飲みものだけ飲んでそばに座り、家族が食べるものを取り分けたりりしています。
このような生活をし始めた時は、辛く感じたこともありました。
始めたばかりのころは、この食生活を心から望んだことではなく、苦肉の策でした。
摂食障害を克服したい
食費がかさむことに頭を悩ませたくない
休む時間がほしい
こういった背景があったので、「なんで私だけがこんなことしなくちゃならないの?」っと自分で決めたことなのに、周りのせいにしていました。
なので、自分は食べないのに人の食べているそばにいるというのはとてもつらく感じました。
それも次第になれていきました。
今はむしろみんなが美味しく食べている姿をみて嬉しく思います。
周囲が感じていること
私からみて、家族にとって私がこの生活をしていることで大きな問題があるようには感じません。
自分が食べないからと言って、家族には自分の考えを押し付けることはしません。
たまに主人が、「食べないんだもんね」と言われる、「うん、食べないよ」と返します。
この言葉には、今は一緒のものを食べて喜びを共有できないことへの寂しさが含まれているのだと思います。
それでも、私は今の食生活になったことで摂食障害を手放すことができたので、そこで無理して合わせることは誰にとっても良いことではないと考えています。
物事はいい面も悪い面もあります。
両方を見て、良い面が多い選択をする。
それは、家族も同じだと思います。
自分が感じること
少食、そして一日一食。
食べる内容は限られたもの。
これは自分が望んで始めたものなのに、たまに「あれ?なんでこの生活しているんだろう。」と思うことがあります。
家族と違う食生活を送っている。
これから先、家族以外との食事するようなタイミングもある。
それなのに、なぜ人と違うことをしているのか。
こう疑問に思うことがあります。
だけど、すぐに思い出します。
「私は今を幸せに過ごせている」ということを。
例えば、また食生活を変えて家族と合わせようとします。
しかし、そこで長年の摂食障害を抱えてきたことを考えると、今後また元のように戻る可能性がないとは言えません。
それならば、「今、幸せだからこれがベストなんだ」と思い、今の生活を続けることを選びます。
自分ができると思ったことはできるし、少しでもマイナスな感情を持つようなら、「それは選択しなくてよ」と教えてくれています。
結局は自分次第
何をするかは自分で決める。
それは自分の人生の責任を自分でとるということです。
周りの行動や意見を参考にすることはいいことですが、それを鵜呑みにしてしまいうと、それはいずれ周りのせいにしてしまいます。
人に迷惑をかけない
人を悲しませない
全ての幸せを願う
こういったことを守って、自分が良いと思える選択をする。
それが結果、全ての幸せにつながります。
自分を幸せにする方法を教えてくれる本
沖縄でメンタルククリニックを開かれている越智啓子先生の本です。
越智先生は著書を多数出されています。
どの本も読んでいるとエネルギーをもらえ、読んでいるうちにどんどん元気になってきます。
「人生のしくみ」は、越智先生の本で私が初めて読ませていただいた本です。
人生のできごとは、生まれてくる前に自分が決めたもの
どんなことでも自分の夢を叶えるために起きていること。
そう考えると、どんな選択をしたとしても最終的には全て自分にとってよかったと思えるようになります。
起きることに無駄など一つもなく、全て意味があるということを教えてくれています。
今日も全てにありがとう。
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