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一日一食ヴィーガンの体力

一日一食の生活もすっかり慣れました。

一日一食を意識し始めた頃は「自分にはできないだろうなぁ」と思っていました。

一日一食は始めからできると思っていなかった

次第に食べるもの、量を減らす生活をしていたところ「いずれ一日一食になって、そのうち不食にもなれるかも」という気持ちになってきました。

一日一食になれるかもしれないと思い始めても、まだだいぶ先のことだと思っていました。

それが突然、一日一食になる日が来ました。

「食べたくなったら食べればいいし、特に制限する必要がないな」と思って生活していました。

その後一日一度、食べる以外は食べたいとほとんど思わなくなりました。
それがずっと続いています。

意識しすぎると「意識している自分」が現実であり続けます。
「一日一食になりたいな」と思い続けていると、「一日一食になりたい自分」が現実がその状態であり続けます。

「一日一食にそのうちなるな」と「なること」が当然だと思っている。
後は意識しないでおく。
すると、必要なことは必要な時に訪れるようになっています。

食べ方による体力の変化

一日一食だと体力が持たないのでは?と疑問に思われるかもしれません。
私自身、この生活になるまで食べてない時間が長いのに体力は続くのか、と疑問に思っていました。

結論から言うと「今が一番元気!」です。

摂食障害を抱えての体力

過食嘔吐を毎日のように日に何度も繰り返していたときは常に体調が悪い状態でした。

とにかくだるい。
そして、精神が不安定。
毎日を体力への強い不安を感じて過ごしていました。

仕事を終え、子どもを保育園に迎えに行って、家事をする。
夕方以降は本当に辛く、「こんな生活から抜け出したい」といつも思っていました。

少食生活 (初回)の体力

2年ほど前、過食嘔吐と少食を何度か繰り返している期間がありました。

朝:シリアル、ヨーグルト(材料:牛乳→豆乳へと移行)
昼、夜:ご飯茶碗半分、味噌汁、
    少量のタンパク質のもの、野菜など
     (1食 400〜500kcal程度)
間食:たまに少量のお菓子

一日三食でこのような内容でした。

過食嘔吐で1日中食べていたときの生活と一転。

「過食嘔吐をやめたい」という思いは強い思いはあり、やめられずに20年。
急に「なんなくできるかも」と思い始めてみた生活でした。

いつもは「過食嘔吐しない」と決めてみても、そのうち欲求に負けてしまい、結局また過食嘔吐をしてしまっていました。

しかしなぜかこの時は、始めてみると過食嘔吐しないで過ごしていました。
体と心が次第にこの生活に慣れていきました。

これも必要なことは必要な時に訪れるたのです。

体のだるさを感じなくなり、疲れもさほど感じなくなりました。
過食嘔吐で自己嫌悪に陥ることもなく過ごすようになり、心も元気になってきました。

過食嘔吐はそれだけ体力的な負担が大きかったことを実感しました。


少食生活 (2回目)の体力

少食生活を数ヶ月していたものの、また過食嘔吐が続く生活に戻りました。
それも数ヶ月続きました。

それもまた、時が訪れました。
2回目の少食生活の挑戦が始まりました。

<当初>

朝、昼、夜と定期的に食べるのをやめました。

食べもの:果物、ナッツ、野菜、豆(ひよこ豆、大豆、小豆など)の水煮
上記のものを日に2、3回に少量を食べていました。

飲みもの:コーヒー、日本茶、ハーブティー、野菜ジュース、甘酒
飲み物については制限はしていなかったので、飲みたい時に飲んでいました。
ジュースなど砂糖が入っているもの、アルコールは元々飲んでいなかったので、以前から体に負担のかからないものを飲んでいました。

一日の摂取カロリーは500kcal前後になっていたかと思います。

この時は、体力が一気になくなっていくことを感じました。
休職中で、時間を自由に使えていたので日中はとにかく横になっていました。
体がだるく、起きていることがとてもつらい時期が数ヶ月続きました。

それが次第に良くなってき、横になる時間、回数が減っていきました。
体のだるさも感じにくくなり、どんどん元気になっていきました。

この時に問題となったこと。
それは「体重」でした。

低体重が続いており、仕事にドクターストップがかかった状態が1年以上続いていました。

体重を増やさなければならない。
そのような状態でした。

<半年経過>

朝:果物、トマトジュース
昼:ナッツ、ドライフルーツ、甘酒
夜:トマトジュース
  豆(ひよこ豆、大豆、小豆など)の水煮
  少量の野菜

少しずつ食べる量を調整していきました。

体重が増えてきたこともあり、心身ともに落ち着いてきたように感じるようになりました。

体力も少しずつ付いてきたことを実感し、より元気に過ごせるようになりました。

食べることはエネルギーを使います。食べないと消化にかかるエネルギーを使わなくて済みます。

心身が整えば、「食べなくても生きていける」。
世の中にいる不食の方の経験から、そう信じています。

しかし私はまだその状態にないのでしょう。
まだ食べものからエネルギーをとる必要があるようです。

一日一食ヴィーガンの体力

今の私の食生活。

  • 豆乳

  • きなこ

  • ナッツ

  • ドライフルーツ

  • 甘酒

昼に一度これらものを食べます。

飲み物はずっと変わらず、制限はなし。
甘い飲みもの、アルコールは飲みません。

一日一食になったら、より体が楽になってきました。
体力も三食を食べていた時よりある
ように感じます。

始めは続くのかな?と不安に思うことがありました。
しかし、続けて行くと快適であることを実感し始め、「前の生活に戻れない」とまで思うようになりました。

ここ数年で、食べる量が体に大きく影響すると思っていた価値観がどんどん書き換わっていきました。


常識とは

私たちの価値観は教育、親の影響など周りからの影響で形作られます。

  • 牛乳を飲むと骨が丈夫になる

  • 朝ご飯をしっかり食べると健康によい

  • 肉は体力をつける

  • 果物を夜に食べると太る

など

このように食べることだけでも、真偽は定かではないことが「常識」として定着しています。

「常識」を「常識なのだから」と従うのではなく、
「自分はどう思うか」を考えることは、自分の幸福につながるかと思います。

人はみな違います。
同じ人は誰一人いません。

多くの人が「自分にとって幸せ」となるような選択をしていけることを願います。

選択に迷ったときに支えとなる本

沖縄でメンタルクリニックを開いていらっしゃる越智先生。
いつも越智先生の本から、元気をもらいます。

選択できる、選べるという現象が、心理的に私たちを生き生きとさせるのです。

越智啓子 著 人生の選択

何を選択するか迷った時、選択する機会を与えられたことに感謝すること。

「選択」する機会をが与えられているということは、生きている実感、満足感を得る機会を与えられているということ。

選択できることに感謝することで、より自分が幸せだと思える選択ができるようになります。

今日も全てにありがとう。

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