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NGC6534 M8 干潟星雲 いて座 2023-04-01-03-36

NGC6534 M8 Lagoon Nebula 2023-04-01-03-36

東京某所、ベランダより電子観望
MACSY60, Ceres-C, QBPIII, AZ-GTi, SharpCap 4.0, SynScanPro 1.19.20,
Siril 1.2.0-b2
2023-04-01 03:36~04:40, Gain: 250, Exposure: 3.2s stacks: 3600sec
6.00等級 RA/DEC: 18h3m37.21s/-24°22'40.4'' (steralium)

年度明け初日、ひさびさの好天候だったので、一晩中しっかり観測。
明け方ころ、冬の季節には見えなかった星座が見え始め、オリオン星雲と並ぶ明るいHII領域、散光星雲である、干潟星雲がベランダ視野に入ったので、スタック開始。
視直径が大きいので、今回は中心付近の一番明るい付近と、スタックできるように星がいっぱい入る範囲を調整、しっかり星雲を撮るためにQBPIIIフィルタもセット。1時間のスタックで、いて座9番星を中心に、散光星雲の赤いグラデーションと、暗黒星雲との重なりと厚みを、炙り出すことができました。

WCS Information (Siril)

中心の散光星雲を、南北に横切る筋状の暗黒星雲の様子から、干潟に似ているためその名がついたということですが、名づけのセンスはいまいちよくわからず。いずれにしても、昔から肉眼でも見えるほど、観測対象に適した星雲であり、これから夏にかけて試行錯誤してみたいと思います。

SharpCap スタック画像1
SharpCap スタック画像2

NGC6534 M8 干潟星雲 いて座 2023-04-01-03-36
NGC6534 M8 干潟星雲 いて座 2023-07-28-21-34

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