いつもより少し遅めに起きた。外に出て、強い風の中を歩いた。空気も雲も木々も草花も、電線も看板も、外の世界の何もかもが風に吹かれるがまま。わたしも風音に全身を包まれたまま、しばらく空を見上げる。 ”ずっと同じ” なんてことはないんだな…。そして、それはきっと悲しいことではないんだ。
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