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勉強は続くよどこまでも

警察官として一人前になる前には、たくさんの公務員対策本などで勉強して合格し、その後に警察学校でみっちり集中的に法律を学びます。

そして指導係とされた上司から実践を学んだ後、晴れて一人前という立場になったとしても、それで勉強が終わるわけではありません。


日本人は、月1冊も満たない読書量となっているのが平均で、二人に一人は全く本を読まない現代だそうです。

より高みを目指そうとする人は減ってしまったのでしょうか。

こと警察官も、勉強する人としない人と二分化されているような気がします。

ですが基本的には、専門性の高い部署に居れば居るほど勉強しなければいけない職業となっています。


事件が起きて、その被害者の職業事情を学んだり、証拠品を裏付けるように専門店に聞きに行ったり、いかに立件できるかということに真摯に対応しています。

取り調べに臨む際も、知識不足であっては大事なところを取り逃がしてしまうので、よほど急ぎでない限りは、勉強して準備をきちんとしてから被疑者と対峙します。

そして時の流れによって法律が変わればそれを頭に入れて対応していかなければなりません。

また、昇任するには集中して勉強をしなければやはり難しいものです。

昇任試験をずっとパスすることなく、巡査長のままでいることもできますが、そういった方は、図太い感じの人ばかりでした。

そのような生き方を否定するわけではありませんが、昇任試験に関わらず、警察官で居る限り、勉強することは避けては通れないと思います。

警察官はキャリアを積み重ねていくお仕事ですので、年齢制限もあるし、年功序列が強いです。

勉強をし続けるんだということを心に決め、より自分の仕事をやりやすくしていきましょう。

それに、警察署で注文した書籍代は控除が適用されるので、利用した方がいいですよ!


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