水が飲めるだけで幸せ
水をごくごくと飲めること
それはなんて幸せなんだろうと思った水曜日
日曜から腸炎でひどい腹痛が続き水も飲めなかった
一口水を飲むとお腹がキリキリ痛み
無理に飲んでも体に沁みこんでいかずに
もどしてしまうはめになる
汗もかく、水のような下痢も続く、飲まなくても吐く
私の身体の水分はいつまでもつのだろうと
一度の点滴だけをオアシスに
痛いお腹に手を当てながら不安でたまらなかった
ついに水が飲めるようになったときの幸せな気持ち
いつまで忘れずにいられるだろう
「水を飲めるだけで幸せ」
これを思い知らせるための腹痛だった、誰かが私に。
ということがあるだろうか
水を飲めるだけでこんなに幸せなのだ
これ以上の幸せなど必要か?
よくばりすぎていなかったか?
やるべきことをさぼっていなかったか?
無理をしたのではないか?
痛みが消えた内臓から体じゅうへと
水分をじわじわ行きわたらせながら
ひそかな不安のようなあきらめのような反省のような
もしかしたら逆に何かを潜り抜けて小さな光をみたかもしれないような
おかゆを食べてまだ傷んでいる身体を横たえながら
その誰かから普段より深い眠りを与えられた気がして
考えることをさぼれない
でも誰かとは自分自身なのかもしれないと
うっすら思いながらまた眠る
*土日に用事が立て込んだ挙句、
上記のような腸炎で寝込みました。
こんなにお腹が長時間痛んだのは初めてでした。
手術でおなかを切った後より痛かった気がします。
やっと一日起きていられる元気が出たので復帰しました。
もしも「更新ないね?」と心配してくださっていた方がいらしたら
そんなわけでした…(;´・ω・)
上に書いたように思い悩むほどの辛さでした。
当分悩みます。
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