怒りについて、自分の機嫌についての考察

オットに

「これからは私怒るから」って言ったら

「え？怒ってなかったっけ？」と言われた(笑)

怒りの感情って

出してはいけないって思い込んでいて

特に日本人は

「空気を読む」ことを重んじる気質だから

怒れない人、多いんだろうな。

ちゃんと怒れない人。

ちゃんと、怒りを表現できない人。

「私は今、怒ってるんだな」

「腹が立つなあ！」という感情、気持ちが自覚される前に

押さえこんでしまう。

もうこれは自動操縦になっていて

自分がそうだってことも気づいていない人多くないかな。

私はそうでした。

不快な気持ちを人にぶつけることが大事なのではなく

不快だという自分の気持ちを

自分で自覚して、認めるだけでいいのだけど

それすらできなくて。

腹が立っている自分が

「心がせまいな、もっと気持ちよくいいよ！って言ってあげればよかった」

とか、逆に反省してしまう。

そんなのが当たり前になって日々を生きて

50年とかそれ以上、そんな風に生きているから

怒りは常に自分でも気づかないうちにたまっていて

身近な当たれる人がいると八つ当たりしたり

なんか鬱っぽくなったりイライラしてたり

どうせ私が我慢すればいいんだ、となったり。

そんな風にしてると、病気になるよな～

日本人にガンが多いのはそのせいもあるかも。

ガンは「悲しみ」の病、と

自然療法を学んでいるときに聞きました。

怒りが諦めになり、悲しみの塊となる。。。

悲しみの正体は「怒り」なんだよな。

優しい人ほどなる、とも聞きました。

他人に優しい人、という意味でしょうね。

もっと自分自身に優しくしてあげたいね。

私もずっとにこにこ😊して生きてきたと思う。

あきらめて、笑顔の後ろで

ため息たくさんついていた。

それは誰かのせいではなくて、

私が私の本当の気持ちを聞いてあげないから。

私の本音が本当にわかるのは自分しかいないのに

その自分が、本音を無視して聞こうともせずに

いいよ、いいよ、って笑ってあきらめ続けるから

私は悲しかったんだな、イヤだったんだな、って気が付いて。

で。冒頭の下り。

まず、オットに

「これからは私、怒るから」って言うと

「え？怒ってなかったっけ？」(笑)

「怒ってたけど、ちゃんと怒ってなかった。

不満そうにしていただけで

何で怒ってるのか、ちゃんと言ってなかった。

これからは、ご機嫌でいたいから

ちゃんと、これが嫌だ、こうしたい、こうしてほしい、って言うね」

と言うと、

「どうぞ～(笑)」って。

で、自分に対して「怒ること」「怒ってることを伝えること」に

許可できたので

それだけで、すごく伝えやすくなって

ほんとに、なんで30年も

このすぐ隣にいる人に

「怒ってる理由」をきちんと言えてこなかったんだろう？って

不思議に思うくらいです。

オットは

「前みたいに、なんか怒ってるんかな～って

俺、なんかしたんかな～って

気を遣うっていうか、なんか嫌なムードやけど、なんやろ？って

思うことがなくなったな」と。

私の怒りで

オットにも「俺なんかしたかな？」と思わせるという

「変な仕返し」の仕方をしていたってことに気づきました。

いや、腹立つことをしたり言ったりしたのはオットでも

そのせいにして不機嫌になってひきずって

相手に罪悪感を持たせようとしてたんだわ。。。

これ、衝撃だった！

オットを悪者にしてきたんだな！って、ずっと。

私が、ちゃんと怒りや不満を言葉にして伝えて

じゃあ、どうする？って話ができていれば

オットを一方的に悪者にすることもなかったのに、

オットを悪者にすることで

自分を救っていたような感じ。

アイツのせいだし、って。

それ、オットだけじゃなくて

ほかの人にもきっと無意識にしてきたんだわ。。。

これ、衝撃でした。

顔は笑ってても腹の中では、、、って、怖いし。

無意識ですけどね。

そして、まだオットに対してだけしかできないけど、

自分の怒りを認めて言葉にして出せるようになって

逆に、ほんとに日常で腹が立つことがなくなった！

ほかの人に対しても。

不機嫌に不満そうにしていることがなくなったのです。

これって大事なことなのではないかと思っています。

私は最大の社会貢献は

「ご機嫌でいること」だと思っているので。

世界中の人が、ご機嫌でいられたら争うことないものね。

ご機嫌になるには、周りの状況は全く関係なくて

自分の怒りや悲しみの感情や「ちょっとした違和感」を

ちゃんと自分で認めてあげることからだと思います。

不機嫌は社会にとって害悪ですよね。。。

不機嫌な人には誰も近づきたくないし

ほんとは不機嫌なのに笑ってる人も怖いよね。。。

ちょっとした違和感については

また書きたいな。