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時間は不思議

昨日、免許の更新に出かけたオットが帰って来て言った。

帰りに、前住んでたマンションとか商店街のあたり見て来てんけど、
あそこに行くと、あの頃のdaiとかhinaが浮かぶねんな~
時間って不思議やな。

と。

私もそのあたりを思い出すと、年子の小さな二人の姿と、その二人を自転車の前と後ろに載せて走っている自分、駅まで3分で走れると言って出かけていく若いスーツ姿のオットの姿が目に浮かぶ。

確かに不思議な感覚。

時間ってないんだって~、と、何か本を読みながらオットが言った。
私もそんなことを本で読んだよと、よくわかんないけど、、、
結局、二人ともよくわかってなくて突っ込みあって笑って終わったが、
時間は優しい、というタイトルで前にもnoteに書いたことがあったけど、そんな感じ。

時間は残酷、という言葉も聞いたことがあるな。

私は、すごくつらい局面にいる最中、早く過ぎ去って、今の時間!と願いながら、その辛いトンネルを抜けた先の自分をイメージして耐える。
出産のときもそうだったし、育児中、どうにもこうにも自分の力ではコントロールできない時もそうだった。出産に比べたら、育児中の辛さは長かったけど。。。何年も続くので。

でも、それでも、そのマンションに住んでいたころから20年近くたち、わが子たちはちゃんと成長して、友達がいない私の一番の仲間となってくれて、どれだけ彼らに癒されていることだろう。

そのマンション辺りを浮かべると、自転車に幼い二人を乗せた若い私、daiが保育所でトラブルを起こしては(正確に言うとdaiが起こしているのではなく、自分と違う存在を受け入れられない私を含めた周囲の反応が激しかった、と言えるかもね)、誰彼なしに頭を下げている若い私、とにかく日々を必死で生きていた私の姿を遠めに見ることができて、

ほんまによう頑張ってるなあ!
あとで必ず満たされるからね!大丈夫やで!
そんなに悲観的にならんでも大丈夫!私がついてる!
daiの行動や成長過程が訳わからんやろうけど、色々訳があるの、あとでしみじみわかるよ!いずれ彼が彼の言葉で話してくれる日が来るから!

と、めちゃくちゃ応援したくなる。涙と共に。。。

時間は優しい。
必ず、苦しい日々も思い出になる。
苦い思い出になったとしても、それを笑える自分に成長できる。
自分が通った辛い道を歩いている人に、優しくなれる自分になれる。

オットが懐かしい場所に言ったという話から
そんなことを思ったのでした。

冒頭の画像は、鳥取砂丘でサンダルだと砂が熱すぎて歩きたくないとべそをかくhinaとオット。なつかしいな。。。

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