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貪欲な夢がなくなった

ここ2,3年で価値観がガラッと変わって
成功したい!とか、
たとえばブログやインスタでフォロワーを増やしたい!とか、
エルメスのバーキンが欲しい!とか、
ハイクラスのホテルでVIP待遇を受けてみたい!とか

そういう類いの「貪欲な夢」がなくなっていった。

なんでそんなに、そんなだったの?という
ヘンな文章だけど
なんでそんなに、そうだったんだろうかっていうほどに。

常に「何者かになろう」としていた。

そんな私だから、インスタやブログにくっついてくる宣伝は
自己啓発のセミナーやワークショップの宣伝がすごく多くて
でもたぶん、それに辟易とすることによって気づかせてもらった気もする。

もうええっちゅうねん!!って突っ込みたくなるくらいに
それ系のCMだらけ。

人は自分の得意なことを世の中に還元して栄えていく、食べていく。
それはそれでいいのだけど
自分がそうだったからだろうな。
そこに「貪欲さ」をどうしても感じてしまうのだ。

もっと!もっと!を追及させようとする。
そこへ駆り立てようとする。
そこへ到達すればすべてが手に入って、私みたいになれるよ!と。
今はホテルで暮らしています、
年収何千万です、
こんなに欲しいものが手に入り、自由です、、、と。

もうええっちゅうねん!!というくらい、それらを見続けて来て
いらなくなっちゃったみたい。

「ない」と思っていたものが「ある」ことに気づいたからだろうな。

それはコロナのお陰も大いにあるでしょう。

たくさんのものはいらない。
海外に行けなくても、国内でもまだまだ知らない素敵な場所がある。
ホテルもいいけど飽きちゃって
自然の中でのキャンプが本当に気持ちいい。
子どもたちも巣立って行って
時間もたくさんあるし、経済的にも楽になって、自由。

「お出かけ用の」バッグや服を着て
どこへ行くというのだろう。
今の私は、
お気に入りのデニムにスニーカースタイルをおしゃれに着る感じが好き。
大好きなものはほんとにそればっかり使うから
時計もバッグも2,3個ずつ大好きなものがあればいい。

食事もしかり。
外食にも飽きて、家でだしを取って作ったみそ汁と、ご飯とお漬物。
やっぱりそれが最高においしい。
庭で焚火しながら、帰って来た子どもたちと
星空の下でカレーとか食べるよう食事が楽しい。


このnoteも、書きたいことを書きたいように書いているだけで
スキが付こうが付くまいが関係なく(付いたら嬉しい!ですが❤)
フォローが増えようが増えまいが関係なく(増えたら嬉しい!ですが❤)
ただ、書きたいことが、毎日毎日湧いてくるので
多分、時間さえあれば何千文字でも書き続けられると思います。
これは得意なことと言えるのだろうか?
考えて書くというよりは
アタマと手が直結していて、そのまま手から文章になって出てくる感じです。
PCというツールを手に入れてさらに速くなった気がします。

ペンでノートに書くのも大好きです。
毎月1冊はノートを更新しているくらい。
紙のノートには、出先であれやこれや考えをめぐらしたこと、
今読んでいる本からの抜き書き、気づきなど。

そんな感じなので、仕事以外の時間は
書くことと、本を読むことに忙しいので
正直あまりnoteのほかの方のを読みに行く時間がない。
でも、私を見つけてくださった人の記事は読みに行ってます。
どんな方が、私の文章を気に入ってくださったのかなー
そして、その方の文章を読んでみて、
私の文章のこんなところに共感してくださったのかなーとか
想像するのも楽しいです。

子どもの頃から思春期まで
実はメルヘンの世界に住んでいました。
表面上はちゃんと普通の世界にいたのですが(親や先生を困らせたくないので)
一人でお花畑でお花と一体化していたり(笑)
虫に話しかけていたり
ポエムも書いたりしていました。
中学生までこっそりとそんな子でした。

最近、庭仕事やお花の世話をしていて
気づくと、お花に話しかけている自分がいて
そんなことを思い出しました。
昔から、私ってそうだったな。

自分にも話しかけます。
自問自答を常にしている。
それも子どもの頃からそうだった。

母は私のことを
「無口で何を考えているかわからなかった」そうです。
大人になって聞いてびっくり。
私は結構おしゃべりしていたつもりでしたが
自分の中にいる自分とおしゃべりしていただけで
あまり他人といる時はおしゃべりじゃなかったようです。
でも、今もそうかも。

そんな「素」の私にもどったのは
子どもたちが成人して「役割」がなくなったからだろうと思います。
オットにも
結婚の契約をしなおしたタイミングで
もう「専業主婦」ではない、
「奥さん」でもない。
「私」として生きるからよろしくね、と伝えていて
そんなこともあってのことかなと思います。

昨日書いた「海からの贈り物」の中で取り上げられている
「女性が抱えているいろんな付き合いや用事で散らかった毎日」
それらに付随している「役割」を
放棄して、シンプルになったからだろうなと思います。

今日も出勤前の忙しいはずの時間に
お弁当のご飯が炊けるのを待ちながら
つらつらとこんな風に書いています。
まだ着替えてもいません。急がなくっちゃ!!

では今日も良い一日を❤



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