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夫婦の危機の特効薬となったものとは

コロナってなんなんだろう。。。

ずっと謎に感じていた。

そう感じても口に出せない人は多くないかな。


私に陰謀説を語ってくれる人もいるし

メディアの言うままを信じ疑わない人もいるし

どちらでもなく

私のようにそれを横っちょから見てる人も

多いのでははいかと思っている。


人は見たい世界を見ているものだと思うから。


先日、オットとドライブしながら話していた時に

そういうこと?と気づいたことがあった。


前の記事にも書いたのだが

うちのオットは

仕事はまじめにハードに働いているが

とにかく毎晩のように飲んだくれて

終電で乗り過ごしてはあっちこっちから電話をしてきて

深夜に私を迎えに行かせたり

グダグダで帰ってきてからんだり

挙句の果てには街中で転がっているところを

パトカーに拾われるという醜態ぶり。


オットのことは17の時から大好きだったけど

酔っぱらったオットはもともと嫌いで

年々醜態がひどくなる彼を大嫌いになっていて

酔ったら帰って来るな!と

本気で思っていた


でも、どんなに私が嫌っても

どんなにお願いしても

彼の酒癖は治らなかった。。。


そこにコロナ。

毎日毎日、きちんとご帰宅。

家族で食卓を囲むという日々が

それまで当たり前だったかのようにやって来た。


振り返ってみれば

もうあと20年前に

こんな風に毎晩きちんと帰ってきてくれていたら

年子で長男は発達に遅れがあり大変すぎて

泣きそうになりながら毎日を送っていた私を助けてくれていたら、

また家族の雰囲気もずいぶん違っただろうにと思う。


それにしても

オットは毎日きちんと

家族と、と言っても今は私と末娘だけだが

一緒に食事をし

健康的な体と生活を取り戻して

私から嫌われることもなくなった。


私は、大好きだったオットを取り戻すことができた。。。

離婚寸前だったのに。

コロナの自粛がなかったら、私の我慢の限界だっただろうな。

娘たちからも離婚したらいいよ、

みんなお母さんについていく、と言われていたくらいだから

オットは家族を失う寸前だった。

(今となってはすっかり忘れてるやろな(-.-))←そういう人ですから。


彼も今の生活に満足しているようで

前の生活に戻りたいとは思わないみたい。


そんな彼とドライブ中に

コロナのせいで

飲みに行けなくなってつまらないけど

まともな生活を取り戻した人は多いやろな。

外食もいいけど

家でちゃんとしたものを作って家族と食べるっていう

原点に戻れてほっとしてる人も多いんちゃうかな。

もし、コロナが収束しても

また前と全く同じような生活に戻りたいと思う人は少ないかも。


忙しすぎる日々。

忙しいから便利なものをたくさん買い込んだり

ストレスを癒すための外出や出費、、、

情報も多いから

いろんなものが欲しくなり

余計に働かなくてはならなくなり

遅くまで働いて、飲みに行って、

あくせくあくせく、、、ばたばたばたばた。

これでいいんだろうかと感じていた

何か、行き過ぎている感じがしながらも止められない、、、


行き過ぎをピタッと止めたのがコロナだった。

バブル崩壊を思い出す。


コロナの意味なんてわかりませんが

私たち夫婦にとっては

オットを酒癖の悪さから家族を失うという悲劇から救い、

大好きだったお互いを取り戻すきっかけ、となりました。


10年後には

なんやったん?あの騒ぎは。世界中の人がマスクして。。。

って思うのかもしれないなって、

そうだったらいいのになーと妄想しています。


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