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エコアクション

正直、ここ数年前までそんなに意識をした事は無かった。

きっかけになったのは、家族のボランティア活動と、四季が曖昧になってきたなという、「肌感覚」。子供の頃は四季がきちんと分かれていて、道端に咲く花や、吹き抜ける風の匂い、空の色などで季節を感知していた。

ここ数年前から自然災害や異常気象を報じるニュースが増え、改めて地球が声を上げているのだと感じている。かといって、地球上で生活する人間にとっては、地球は限りなく大切なフィールドなのだ。
物やサービスの値段は世界情勢といった事情も含めて月日を重ねるうちに上がっていき、でも収入増というのはごく一部の人間にしか恩恵は得られず、大半の方はそのまま…という事が多いのでしょうか。そんな実感。

僅かな力ではあるけども、「やらない後悔」はしたくない。そんな気持ちで行っているマイアクションを少しばかり綴る事にする。

*マイボトル携帯
私は元々かなりの汗かきかつ、「水をよく飲む」体質。それは自認しているのだけど、ここ数年は必要以上のスーパーやコンビニへの寄り道を減らした。
特に水や飲料の購入に関しては敏感になった。外で買うたびに100~150円の出費。基本的に飲み終わったら緊急時以外は持ち帰るようにはしていたものの、自宅で嵩張るプラスティックゴミが山積する。
エコの観点、自分の労力の観点からここをまず見直し始めた。
近年は暑さ・寒さ両面で対応できるような、粉末状のお茶を購入し、マイボトルで作って出かけるようになった。濃さも温度も自分好みに調整できるし、ゴミも減らせる。そして外で購入するよりも安くなった。自宅でのデスク作業時、特に冬場はティーウォーマーは欠かせない寒さ(動かないと特に)ではあるので、そこだけは自動タイマー式の物と魔法瓶を併用している。

*充電式の物や軽量の物を使用
部屋の間接照明、携帯電話、スマートウォッチ、ハンディーファン、モバイルバッテリー…今思いつく物はこの位だが、アウトドアを始めてから、「持ち歩く」事が多くなり、自然と充電式の物が増えていった。
これがエコアクションに繋がるかどうか。個人的には、ソーラー充電式の物もあるので、「自然の力を借りる・いただく」といった意味や、2WAYで使用できる場合、災害時にも役に立つ。
昨年末に「暖房費を極力抑えたい。」と思い立ち、モバイルバッテリーを使用するヒーターベストを試しに購入。直ぐに暖まるし、空気の乾燥も防げる。オフシーズンは手洗いが可能で、バッテリーは通常のモバイルバッテリーとして使用可能。
こうした、用途が複数ある物を購入する事が増えた。充電ペースが一番早いのは携帯電話だけど、それも必要最低限のアプリのみインストールしたり、画面の輝度を少し下げたりして、短い時間で充電が終わるように心がけている。(雑多なホーム画面を避けたいという意味もある)

*流行りを追わない
以前の仕事の関係上、洋服が格段に増えた。中にはサンプル品やB品の物を気に入ったら社員購入制度で購入していた。
現在はその現場から離れ、自分も歳を重ねて好みが変わってきた事、量が多いと管理が大変だという事に気づいた。また亡くなった家族の遺品整理も加わり、ぞっとした。
歳を重ねるにつれ、「コンパクトに暮らす」事に意識が傾くようになりつつある。
洋服の整理は、発展途上国の子供達のワクチンに変えられる仕組みを利用して、1回目は整理した。社会貢献しつつ、自分もスッキリするこの仕組みは良かったなと感じている。
改めて整理して思った事は、「流行りを追わない」。
最近は男女兼用の洋服も増えてきており、少々高くても長く、飽きずに着用できる素材やデザインの洋服を選んだり、1枚購入したら2枚手放す(リサイクル・アップサイクルできる所に持ち込むなど)などのマイルールを決めて、少しずつだが実行中である。

*ギリギリまで絞り出す
特に身支度用品。
衛生的に問題のない物に限り、容器をカットして中身を最後まで絞り出し、しっかりと最後まで使い切るようになった。

*シャワーヘッドの交換
汗かきの私。しかも長年皮膚炎を患っているので、肌は清潔にしておきたい。
しかし従来のシャワーの出水量はメディアで見た限り、湯舟を張る量と大差はない事を知る。
またマスク生活が長引き、吹き出物が顔に出来る頻度が増えた。極力肌当たりの良いものにもしたいとの事から、「塩素除去&節水」をしてくれるシャワーヘッドに交換した。出水パターンも何種類かあり、現時点では満足。どのくらい節水できているか、楽しみでもある。

*おつとめ品の購入
「賞味期限」と「消費期限」の違いは随分前から知っていたけど、積極的に買おうとはしなかった。
しかし家族のボランティアを通じて、この飽食の国日本でも、「食の貧困」がひっそりと生まれている事を知る。
私自身食いしん坊な方。だからこそ今まで飲食に関わる仕事は選ばなかった。何故なら、ビュッフェなどで食べきれなかった食材をテーブルに残し、それを、「手を付けた物」と、コンビニでは「消費期限の時間だから。」といった理由で、消費者の口に入ることなく処分されていく事に、胸がザワザワしたり違和感を感じたりしたからだ。
「食べられる量だけをお皿に盛る」などといった事は考えなかったのだろうか、「欲しい分だけ発注する仕組みは出来なかったのだろうか。」など、モヤモヤが残る事が多かった。
なので、買い物に行った際は、直ぐに食べる予定のある物に関しては、積極的に「おつとめ品」を購入して、食品ロスを減らそうと心掛けている。

地球規模で考えると、頭の中がぶわーっとしてしまうので、まずは日常で出来る事から少しずつ。これがマイアクション。

#もったいないから #応募投稿 #日々の事 #日記 #できること


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