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迎春

2024年が始まりました。前日からの疲れを引きずり、NHKの「ゆく年くる年」を見ての年越し。年を越した段階で翌日が早かったので、就寝。

数時間後、まだ日が昇り切らないうちに空の様子を見る。前日が天候が崩れていたので、初日の出は見られないかもと思い、雲が多いと寝直そうと思っていた。
雲が切れていたので、「これは見られるかも!」と、急いで洗顔と着替えをし、、年末にハーブショップに寄った際に、店員さんに分けていただいた、「乾燥させたホワイトセージの葉」を何枚かちぎり、お皿に乗せて静かに火を付ける。ホワイトセージには「浄化」の意味があり、昨年色々あった事に「さようなら」、そして新しい年に「良い気が玄関を通して入ってきますように」といった意味を込めて。ふわりと香りが上がるのを見届けて、初日の出の撮影準備。といっても、三脚にスマホをセットし、ベストポジションを押さえるのみなのだが。

空の様子を見つつ、その時を待つ。空がオレンジ色に染まり始める頃、タイムラプスを回しながら、そっと手を合わせて今年を無事に迎えられた事の感謝と、今年既に待っている事について、「昇り調子で進みますように。」と、祈る。

撮影後はおせち料理をいただき、今年の元旦は一粒万倍日+天赦日+天恩日が重なる大吉日だったので、最初に氏神様へ新年のご挨拶をし、そして受験を控える兄弟の子供の合格祈願へ。母と分担して2社へ合格祈願に走る。私が行った神社は観光地にある神社だったので、地元の人と観光客で賑わっていた。お酒は激弱なのだけど、新年のお祝いとの事なので、御神酒をいただき、ふわふわとしながら母との待ち合わせ場所に歩いて向かう。

寝不足・年末からの疲労から、直ぐに帰路へ。
帰宅後に自室の椅子に座り、某水族館のライブ配信のアーカイブを観ながら、いつの間にか寝落ちしていた。
どのくらい寝ていたのかは覚えていないが、目を覚ました途端に…スマホから強烈なアラームが鳴り、内容を確認して直ぐに体を低い体勢を取ると、程なくして、遠心力に巻きこまれるような揺れが来た。震度は3との表記だった。
私自身は、過去に災害経験があり、割れそうな物には耐震マットを敷いて固定し、仮に就寝時に地震が来た場合でも、自分の上に倒れて来る物は、天井の照明位にレイアウトしていたので、何も被害は無かった。

コロナウィルスが流行り始めて、どのチャンネルも同じような内容の報道が連日見かけるようになってからは食傷気味であった事や情報過多で疲れてしまい、私は元来テレビっ子だったけど、テレビからは離れる事にした。観るとしても、ごく短時間(天気を確認するとか今日のトピックスを見る程度)。もっぱらラジオかSpotifyを聴いている。
揺れの後にテレビをつけると、映されていた映像を見て、災害経験を思い出し、また各SNSもタイムラインで助けを呼びかける内容が上がってくる。
こういった時に、東日本大震災の時を思い出し、「この情報は正しいのか?災害を利用した詐欺なのか?」と疑う傾向があり、行政や公的機関・然るべき団体から発信される情報、また私自身のこれまでの経験に基づいた乗り切る知恵のみを拡散する事にしている。状況が深刻なのは分かるが、ここはフェーズに合わせて事を進めなければ、自分も2次災害に巻きこまれかねない。
とにかく冷静に。絶対あなたを助けに行く、温かい手はあるから。

「生きろ、とにかく生き延びろ。」

元旦早々、酔いも覚める年となった。

#note書き初め #迎春2024 #ひびのこと #日記

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