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かわさきエコ暮らし未来館 ガイドツアー編

MIMO TOKYOのメンバーで川崎市にある「かわさきエコ暮らし未来館」を見学しました!

「かわさきエコ暮らし未来館」は地球温暖化について学べるだけではなく、浮島処理場センターと浮島処理場センター発電所に隣接している為、資源循環と太陽光発電についても学べる施設です。
川崎駅東口の16番のりばから出ている「臨港バス川03系統 浮島バスターミナル行き」のバスに揺られること約40分。終電の「浮島バスターミナル」で下車。
海辺の工場地帯に到着!
降りた場所を左手に真っ直ぐ約10分歩くと綺麗な水色の「浮島処理場センター」が見えてきます。
看板にも「かわさきエコ暮らし未来館」の文字が。
入ってすぐにあるので分かりやすかったです♪
入ると受付の方がパンフレットを渡してくれます。1階と2階の展示室は見学自由。
隣接する浮島処理センターも見学できる定時ガイドツアーも行っているので、希望される場合は受付の方に伝えて下さい。ツアーは約40分。
平日(火曜〜土曜)
11:20〜 資源化処理施設・展望スペース
14:00〜 資源化処理施設・展望スペース
休日(日曜・祝日)
9:30〜 13:30〜 資源化処理施設・展望スペース
11:00〜 15:00〜 メガソーラー構内
私達も定時ガイドツアーに参加しました!
最初は「かわさきエコ暮らし未来館」の1階の説明をして下さいます。
こちらのモニターは、隣接しているソーラーパネルの発電量を見れるもの。
昨日は、杉の木317本が1年間に吸収する二酸化炭素を削減できたみたい。
どれだけ太陽光発電が地球に優しいか分かりやすい!
そして浮島処理センターへの移動中、ショッキングなものを発見...
奥に見えるのは大量のゴミ。
あれは、昨年の地震で神奈川だけではなく千葉からも流れてきたゴミ達。
あのゾーンが埋まる事は前例が無くて、これからどう処理していくから未定だそう...
ここは実際に集めたゴミから、間違えているものなどを選別する場所。
紙ゴミとプラスチックゴミで場所は別れています。手作業でやられている事に驚き...
紙ゴミは40t〜50t、プラスチックゴミは35t〜40tが毎日川崎市全域から運ばれてきます。
間違って入っているもので多いのは、新聞・雑誌・段ボール。これらは資源ゴミの日に出そう!
選別された紙達はトイレットペーパーなどに生まれ変わります。
プラスチックゴミの中には時々ビンなども入っているそう。
コンビニで働いていたMIMOにメンバーも、ゴミを捨てる際はゴミ箱から間違って入っているものを選別していた事を教えてくれました。
私達がもっと分別に意識を持てば、楽になる人が増えるかもしれません。
続いては屋上へ
一面ソーラーパネル!
この日は天気が良かったのでとても気持ち良かったです。
海岸なので、雪が降ってもそのままにすれば半日で溶けて発電可能。
海岸側を見ると、ゴミを処理した後に出る焼却灰で海を埋め立て最中。
神奈川県はこれ以上海を焼却灰で埋め立てない!という範囲を決めたそう。
しかし、そこも後30〜40年したら全て埋まってしまう。それからどう焼却灰を処理していくかは今後の課題でまだ決まっていない。
川崎市が行っている素晴らしい活動についても教えて下さいました!
川崎市は日本ではじめて、ゴミ収集車に電池交換型のEV自動車を採用しています。
もちろんEV自動車のCO2排出量はゼロ!
災害時には非常用電源として活用できる。
ただ、1回の電池で60kmしか走れないので1日に2〜3回充電が必要。
バッテリーの性能が上がって1日電池交換なしで走る事ができれば、全国普及も夢じゃないかも。
「かわさきエコ暮らし未来館」に戻ってアンケートを書いたら定時ガイドツアーは終了!
ガイドの方は、時折クイズを交えながら分かりやすく話して下さいました。
質問があればその場でできるし、展示を見るだけでは知る事ができないお話しを聞けるガイドツアーはオススメ!
今回、私達が普段捨てているゴミがどのようになっていくかや埋め立てられる海を目の当たりにして、もっと分別に意識を持ってゴミを減らす事の大切さを感じました。
そしてエコな活動を積極的にしている川崎市を素敵だと思いました!
みんなが住んでいる地域も調べたら地球に良い活動をしているかも?
自分の住んでいる地域がそのような取り組みをしていたら嬉しいですよね。