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子どもから「今日のごはん何?」と聞かれてイラッとしていた私。ある本を読んで考えが変わった。

毎日、朝から夕方まで詰め詰めに仕事して、バタバタ帰宅して、座る間もなく夕食の準備をする日々です。
一応、夫婦共働きですが、夫はほぼ家事をしないので(決して忙しいからではなく、家にいてもやらない。)、家事も育児も99%私がやっています。正確に言えば、夫がするのはゴミ捨てと、お風呂のスイッチを押すこと程度です。
私も夫以上に仕事をして、家計の大部分を支えているにもかかわらず、なぜ家事育児もほぼ全部私がやらないといけないのか。毎日、その不条理に苛立っています。

そういうわけで、ばたばた夕食を作っている時に、子どもが言う「今日のごはん何?」が、私にとってはイラッとポイントでした。
(イライラの対象は、本当は子どもではなく、夫ですが。)

そんな私が、「今日のごはん何?」にイラッとしなくなったのは、この本を読んだことがきっかけです。

「主婦をサラリーマンにたとえたら想像以上にヤバくなった件」(河内瞬 著)

これは、サラリーマンから主夫に転身した筆者が、家事や育児の大変さと奮闘の日々を描いた話なのですが、この中に、
家族は家での食事を意外と楽しみにしている
という文章があったんです(記憶なので正確な言葉は違うかも)。
それで筆者は、苦手な食事作りも頑張っていたとのこと。

これを読んで、目から鱗でした。
そうか!だから子どもたちは「今日のごはん何?」って聞いてくるのね。
あれは、楽しみにしているからなんだ!

そう思うと、その言葉を愛おしく感じるようになりました。

そんなわけで、今は、「今日のごはん何?」と言われても、イラッとしません。
いつも手抜きだし、大したものは作れていないけれども、残さず食べて、たまには美味しいと言ってくれる子どもたち。
ありがたいな、と思います。

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