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宇宙ステーション

ときどき宇宙ステーションを見る。結構頻繁に見ることが出来ると知ったのだ。一度見てみるとすぐに分かる。点滅しない明るい星がすうっと、少し風に吹かれるようにかすかにゆらゆらした感じで空を流れて行く。
「きぼうを見よう」というサイトで自分が住んでいる地域では宇宙ステーションが何日に見やすいところを通るのか、何時にどの方角から現れてどの方角に消えていくのかが分かる。
私はもし地球が壊れるから急いでロケットに乗せてくれるといわれても乗りたくない。狭いところが苦手なのだ。未来的な宇宙戦艦ヤマトみたいな大きな乗り物なら乗れるかもしれないけれど、今、宇宙飛行士たちが訓練して乗っているあれには乗れない。あの訓練も絶対にできない(酔いやすいのだ)。だから宇宙ステーションにも住めない。なんでも怖い自分を情けないと思うけれど無理。
それなのに夜空を通り過ぎて行く宇宙ステーションをみるのはどうしてこんなに嬉しいのだろう。


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