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電車通学で心配だったこと

大学生の4年間、社会人の3年間電車で通った。嬉しかったけれど失くすのが心配だった定期券。今はあんな定期券ではないだろう。
電車では心配なことがいくつかあった。まずお腹が痛くなることが心配だった。大学受験の頃からお腹が痛くなりやすくなった。過敏性大腸症候群だ。その頃はまだそんな病名はなかった。ちょっとパニック障害にもなったことがあった。その病名もまだなかったから、ただとても怖かった。心配性で怖がりだった私。今でも変わらず心配性で怖がりな私。
長いトンネルもちょっと怖い。2分間位、暗い壁のライトがびゅんびゅん飛んで行くのを眺めているとついにトンネルを出て海が見える。ホッとする。でも大学の先生の一人が、そのライトの数を数えて、万が一停車してしまったらどっちに逃げれば良いか、分かるようにしていると言うので私より心配性だなと思った。もうその先生の名前も思い出せないけれど電車でトンネルと通るとき思い出す。

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