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肉には酒と片栗粉

タイトルですでに完結してますが、お付き合いください(笑)時々脇道に逸れて自分語り入るので暇つぶし向けです。


とにかく酒だ 酒なんだよ

強い見出し失礼します。ガチで酒、アルコール、酒精なんです。主に料理酒のことですが、飲める人にはもったいないと感じられる酒の使い方を私はします。だって私、アルコールの分解酵素ゼロなんだもん。赤ワインで牛肉を煮、ビールでも牛肉を煮ますわ。

美味しいご飯が食べたい人、肉や魚を加熱する前に酒に漬けなさい。今日の主題はそれだけです!


ニオイ取り

どんなにイイお肉を買って焼いても、ニオイが気になって食べられない贅沢者それは私。お魚においても同様です。幼少期はヨーグルトと納豆巻き以外は食べたくない偏食家でした。夕飯を食べ終えるのに90分掛かってたので、ポケ◯ンのアニメをあんまり観られませんでした。ポ◯ゴンショックも蚊帳の外。

閑話休題。本題に戻ると、酒に漬けた肉・魚は生臭さが消えて食べやすくなります。その代わり、加熱でアルコールを飛ばしてもそこはかとなく使ったお酒の香りがします。ただし、生臭いより全然受け入れやすいニオイです。調味料やハーブが合わさると、とてもお腹が空くニオイに変身します。

だから酒に漬けなさい。


しっとりテクスチャ

煮物系なら肉や魚は身がパサパサになっても、煮汁を絡めて食べると美味しいですよね。でも、焼き物や炒め物だと、パサパサしちゃう時ありません?酒に漬けておいた肉・魚はしっとりして美味しいですよ!

(ここから自分語り)私、咽せやすい上に唾液が少ないコンボでパサパサした舌触りのタンパク質が苦手なのですが、まあ〜喉につっかえること!飲み込もうにも唾液出てないもんだから飲み物がないと飲み込めないという……。

「「「酒に漬けて解決しました」」」


片栗粉を忘れないで

食材を酒に漬けて、生臭さが消えて身がしっとりしました。鶏ハムなどはやらなくていいと思うのですが(お好み)、『炒め物』の時は絶対『片栗粉』をまぶしてほしい。後悔はさせないから。

炒めるなら片栗粉

メンドクサイんだけど。本当〜にメンドクサイんだけど!!!これは薄切り肉でテキメンに効果を感じます。酒に漬けた肉には片栗粉をまぶして、旨味を閉じ込めて焼きます。これを一旦、別皿に取り出して野菜を炒めたあと、再投入して調味料と混ぜ合わせます!すると、トロミがつくんですね!!!皿の底に調味料と水分の池ができないんです。全部、食材に絡まっていただくことができます!

なんでこんな記事書いたん

それはね!!!酒と片栗粉で下処理したお肉で中華料理系の野菜炒めや青椒肉絲を作って感動したからです!!!「え……お店の味……じゃん⁉︎」って。しかも調味料が具から逃げていかない。

エウレカ!

私は叫び、そして悲しくなりました。今まで、家庭でもそもそ食べてきた料理はなんだったのだろうと。確かに酒に5-10分漬けて片栗粉まぶすより、お肉のパックからダイレクトにフライパン投入する方が楽ですよ。なんなら半解凍くらいで、フライパンにじゅうじゅう押し付けては裏返してほぐしてました。懺悔。

きっと、ちゃんとしてる人にとっては当たり前の『酒と片栗粉』の知識ーー「お前、実家でそんなことも教えてもらわなかったのかよwww」という幻聴がしますが、ええい幻覚め。ヒトの生い立ち事情に踏み込むでない。貴様の美味い飯が出てくる実家環境に心中で感謝し、「実家のメシが美味い」と実家の人にお伝えなさい。去れ、幻覚よ!

酒と片栗粉の使い方を覚えた私は、10年前確かにバー◯ヤンのメニューにあった『牛肉の黒胡椒炒め』の再現に勤しむのであります。

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