争うなかれ
朝は朝で、週末になるとかみさんが今日は家に居るのか居ないのかと、必ず聞いて来る。答えは3パターン用意している。一つは何時から何時まで仕事がある、ただし終わり時間に1、2時間の誤差あり。二つ目は仕事はないが、ボランティアの片付けやらで出たり入ったりだ。三つめは、家には居るけど倉庫か庭、何かあれば携帯を鳴らすこと。
来月はまた結婚記念日、もう34回目だそうだ。かみさん、もう独身時代の宮崎よりも結婚してからの大分での生活が長くなったそうな。宮崎弁は抜けんけどな。記念日には魚釣りに行きたいと言う。仕方ないGWに行かなかったからな。よだきいのぉ。
昼は昼で、そうそう今日は片付けボラと倉庫の一日だった。子供らも忙しそうだったので、私がうみを散歩に連れて行った。うみ、今日は川まで行くか。
夜は夜で、苦行の経糸張りだ。これも淡々と普通にすればいいのに、張る方は腰が痛いと言い、張らせる方も腰が痛いと言う。張られた糸も張りが強くて跳ね上がりそうで声なき悲鳴をあげている。二人と糸も苦しい思いをしてまでしなきゃならんことなのか。期限があるらしく、週一で経糸を張って貰わないといけないと言う。いやいや私は月一でも嫌だと、記念日を控えて犬も喰わない喧嘩を一つ二つ。
争い事は無駄なエネルギーを消費してしまう。世界では国と国とが争っている。目に見えない戦争はもう我が家にも忍び込んで来たのだろか。赤とんぼの会の意見広告に戦争反対と夫婦して名前を出したばかりだと言うのに、家の柱にでも「夫婦喧嘩で平和は築けない!」と、うみちゃんの筆跡を真似て書いておこう。20220827
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