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サイクリング部/練習レポート

日曜日ライドは翌日に疲れを残すからと、今回は土曜日の実施。もう若くはないのだ、前回のライドの筋肉疲労が少し残っているような感じがしないでもない。睡眠時間3時間で、いつものように大分駅に6時集合、参加者は先週と同じメンバー3名、今日の目的地は中津、目標は100キロ走ること、ご褒美は美味しいランチと言うことで出発。
別府湾で日の出を愛でて、別府湾ロイヤルホテルも見上げたりしてみて、標高132mの赤松峠も難なく越えた。下りの申し訳程度の狭い歩道は自転車には狭すぎる上に悪路、危険なので車道にはみ出すと、トラックの轟音が迫って来る。ビビりながら下りを楽しむ。下り終わると、通称赤松のメガネ橋で彼岸花が橋の両側に並んで迎えてくれる。続いて、標高142mの立石峠も越えて、今度は整備された歩道で急降下。
ここまで約60キロの宇佐神宮に寄り道してみることに。少しばかり重たい足取りで幾つかの階段を登って本殿へ、一之御殿、二之御殿、三之御殿と参拝、樹齢800年のご神木の大楠木にエネルギーを貰う。
さらに20キロ走って中津まで、よく走ったご褒美に、美味しいカフェに行こうと、私が中津ではここしか知らない喫茶ロッシュ喫茶ロッシュを知ったかぶって紹介、乾いた喉と空腹のライダーたちは水をガブ飲みしながらランチを貪る。
さあ帰りはどうするの相談が、なかなかの紛糾。中津駅からの輪行は普通電車の時間が合わない、ソニックは高額、このまま自転車で折り返して、中山香に15時半までに着けば普通電車で輪行、間に合わない時は、体力が残っていたら自転車を漕いで帰る。残ってなかったら、17時台の普通で輪行ということで一件落着、店に美味しいランチのお礼を言って、一同来た道を折り返す。
帰りはゆっくり景色でも楽しみながらと走り始めると、あれれ、ケツが、いやお尻が痛い。サドルを二重にジェルカバーで包んでいるけど、これは70キロまでは効果があるけど、70キロを超えると、ケツが、いや尻が、いやお尻が痛い。重心を右に左に前に後ろにずらしてみたり、惰力走行でお尻を上げてみたり。次回からはパッド入りのインナーパンツを履こう。私の前を行く女性陣の二つのケツ、いやお尻たちは大丈夫なんだろうかと要らん心配をしてみる。
宇佐市内でサイクリング部、初の100キロライドを達成。それぞれ自分のサイクルコンピューターを写メってみる。でもライドはまだまだ続く。
立石峠を登る途中で他県のライダー3人と出会いお喋り。なんでも奈良からやって来て今朝、サンフラワーで別府に上陸、豊後高田に行って来た帰りらしい。先週も大阪のライダーがサンフラワーで別府から銭亀峠を越えて、高千穂を目指していた。ライダー仲間がこうして触れ合うのは大方、ヒルクライムで息を弾ませて、ふっと一息入れている時なのかも知れない。これから下るライダーには「気を付けて」、登るライダーには「頑張って」とエールを送り合う。
往路の気持ちよく下った立石峠、反対側からは取りつきたくないねと言っていたのに来てしまった。ただこの長い長い坂道を前にして、中山香駅の普通には間に合わないことを理解した。だったらゆっくり登ろうと言っても、それでもキツイ。それでもやっと越えて下って「峠たていしの館」で、トイレ休憩、女性陣またどっちゃりとお野菜をお買いになられた。無性にソフトクリームが食べたくなったのに、売っている店がない。
最後はヘトヘトの身体に鞭打って、中山香駅まで走る。ソフトjクリーム屋さんは見当たらず。心残り。駅で輪行袋に詰め込んで、切符を買い、こ線橋を渡る。3番ホームに17時48分の下り普通電車が滑り込む。重たい輪行袋と疲れ切った身体とやり切った感を乗せて、電車は暮れ行く日豊本線を下って行く。総走行距離120キロ。

2020年10月3日

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