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津久見まで海岸線ライド

 7時過ぎにゆっくりスタート、197号乙津橋で部長さんと合流、時刻は7:30、朝日を見ながら一気に佐賀関まで進む。ここで9:00、トイレ休憩。
 海岸線に沿って、白木漁港から一尺屋を過ぎて、想い出の黒島、佐志生、下ノ江の造船所まで約1時間、ここからうねうねの60分はちょっとキツかった。
 地図のうねうねって、ほぼ間違いなくアップダウンだということに気が付いた頃、11時に臼杵に到着。
 さあ、ここから風光明媚な海岸線を進んで、大泊で知合いのお家を縁側から覗くと老夫婦がお昼ご飯を食べてる最中、突然に窓を叩く私が不審者から私に認識が改まるまで数秒、笑顔で迎えてくれた。約1分くらいの挨拶を済ませて、風のように去って行く私。
 風成港を過ぎて、坪江港、深江港、破磯港から登っりついたところのアマビエの乾いた苔アートを拝んで、清水港を過ぎて山間に入り込んでうねうねと登って登ったあたりでへこたれて、部長が地べたに座り込んで息遣いも荒く、サイクリング部の今後について大いに語り始めたら、その様子がメチャ可笑しくて爆笑が止まらない。その笑いの勢いのまま峠を越えて楠屋港に下り込む。
 707号線、通称大泊浜徳浦線をさらに南下、伊崎港、児島港、長目港、浦代港、今日は天気も良いからなのかどの港の堤防にも釣り人が釣りを楽しんでいる。堅徳小学校を過ぎると、セメントの町、津久見の巨大なセメント工場が見えて来た。そして、工場のど真ん中を突き抜けると、やっと津久見の市街地が見えて来た。
 当初、13時台のJRで帰るような話をしていたが、間に合うわけがない。結局、15時31分のJRで輪行することにして、ゆっくりと遅い昼飯をどこで食べるか、食事処を探すものの、14時を過ぎているため、目的の海鮮系は閉店、津久見駅周辺は食べ物屋がない。それでも諦めずに探すと、ラーメン屋の看板が飛び込んで来たので、躊躇することなく飛び込んでラーメンを注文、身も心も温まったところで、津久見駅でいつものように輪行袋に自転車を詰めて、各駅に乗って、私は鶴崎まで、部長は大分駅まで連れて帰って貰った。 
 帰りはあっと言う間に下ノ江であっと言う間に臼杵だった。あんなに必死で漕いだのにと感慨一入だ。それでも、たくさんの風光明媚な景色と漁港、造船所にセメント工場、いい大人の努力遠足の海岸線ライドでした。本日の走行距離77キロ。

2020年12月13日

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