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連休中日

 連休中日は朝から忙しい。まずは、かみさんの障害支援区分の聞き取り調査に市役所から調査員がやって来た。例によって、「通年かつ長期」問題で重度訪問介護サービスを利用すると、就労などの経済活動はもちろんのこと、文化活動や定期的な社会参加活動も出来ないことの制度矛盾を大分市は未解決のまま放置していることを笑顔で愚痴って、このままでは済まさないからなと心の中で言いながら玄関まで見送ってやった。

 続いて、佐野清掃センターに日曜日に片付けボラで集めた廃材を持ち込んだら、まあ大渋滞、年末に等しい状況だと係の人も驚いていた。中には連休なのに超過勤務を上司から言い渡され、泣き泣き引き受ける一幕もあったけど、ゴミピットまで50分、100キロのゴミを降ろして出口までが15分、締めて350円也。帰る時にはさらに渋滞の列は伸びていた。片付けのタイミングは何処も同じらしい。

 午後からは利用者さんが引っ越しをしたので、移動支援サービスを使って貰って、市役所に住所変更やその他の手続きに行った。まずは市民課で住所変更をしないことには、次の手続きが出来ない。なんと番号カードを受け取ると、60人待ちだから、出来たら何処かでゆっくり時間つぶしをして来て下さいと案内される。仕方なく庁舎近くに食事に出たら、美味しいはずのレストランのランチがなかなかの不味さに利用者さんと驚く。それでも口直しのコーヒーを飲んで、お堀のカメやサカナにネコたちを眺めて1時間ほど潰して戻ると程なくして順番が来た。住民票の次は、国民健康保険課にて保険証と限度額適用認定証の住所変更、鉄時が終わるまでに他の課で出来る手続きをするように言われたので、続いて、障害者福祉にて障害者手帳、精神障害者手帳、特別障害者手当に障害者医療証、自立支援医療受給者証(原本なし)の住所変更手続き、この一つ一つに変更申請書なるものがあって、記入しなくてはならない。線維筋痛症の利用者さんには苦行以外の何物でもないので、全て代筆させて貰った。一人で行ったら、この苦行をさせられたに違いない。一つ、原本が手元にないとダメだと言うので、庁舎を出て医療機関に行って、預けていた原本を貰って再び市役所に戻って、次にマイナンバーカードのチップ内の住所データの変更、とここまで3時間だ。利用者さん曰はく、一人だと途中で心が折れていたに違いなかったと。確かに。
20220502

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