恋愛と戦略

 新型コロナウィルスの感染経路は、接触感染と飛沫感染だといいます。(出典:厚生労働省【新型コロナウイルスを防ぐには】)
 だからここのところ彼氏とは濃厚接触を避けて、ラインと電話でお話しています。
 前回、彼氏がそばにいないことが辛かった話を書きました。
 おかげさまで今の彼氏はすぐそばにいなくてもあまり辛くないので、あのブログを書いたあと、理由を考えてみました。

 それは直接会えなくても「精神的につながっている感覚」を保っていられるからだと思いました。手段はラインと電話です。そうはいっても、彼氏の方がとても忙しいので、いつもいつもというわけにはいきません。
 だけど電話のかかってくるタイミングが、毎度感心なことに、こちらがちょっと寂しくなる頃合いを見計らっているようなんですよね。この点では、向こうの方が断然、大人ですね。

 彼氏の話の内容が面白い…のは、客観的に言うと、彼氏の話がとても面白いと感じる能力が私の方にあるだけなので、わざわざ挙げることではないかもしれません。

 ともあれ、彼氏は自分の得意なことにしっかりとした自覚があって、さらにそれらをうまく使って私に向き合おうとしている態度、というか戦略でしょうか、これが好印象と安心感を作り出すわけです。

 前回のブログに書いた彼氏は、自分の得意なところを伸ばしてまで何かをすることは無かったですね。面倒くさがりだったのか、単に気がつかなかっただけなのか。

 以上から、彼氏という存在が善い人であって欲しいのはもちろんですが、さらに、何か小さな戦略を打ち立てて、さりげなく試み続けていていただきたいものです。

 そうそう、「さりげなく」の程度も人によりますね。
 いつだったか、戦略を「自己申告」する彼氏と半ば呆れながら褒めて「承認」する彼女という組み合わせを見たことがあります。(たいがい不発弾でした。ああそうか! 不発弾だから、申告しておかないと、何もしていないことになってしまうのね。そういうやりとりが、二人の「お約束」になっているのなら問題無し! ですね。)

 あとは、小さな戦略が良い結果を生むかどうかも相手次第ですからその見極めも大切です。
 どんな形であれ、日々の惰性に流されないように、ちょっとだけ二人で協力してゆくのが肝心だと思いました。

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