すべての人が優しい人に出会えますように
ひとりで苦しんでいる人の隣にそっと座る”誰か”でいたい。
”誰か”がすでにいる人は、それでいいと思っています。
そこにでしゃばろうとするほどいい人でもないし、キャパが広いわけでもない。
でも、ゼロとイチの間には天と地ほどの差があって、”誰か”が誰もいない人の心はどんなに苦しくて孤独なのだろうと、想像するだけで胸が締め付けられます。
一人でいい。隣に座って、うんうん話を聴いてくれる人がいること。
否定することなく、ただ、ありのままの気持ちやその人自身を認めて、そうなんだねって言うだけ。それだけでいいんです。
でも、そんなたった一人がいない人が、この世界にはたくさんいて。
8月の自殺者数は1674人(警察庁/暫定値)。
1674人もの人が、たった一人がいなくて、死ぬことの恐怖よりも社会に対する恐怖の方が大きくて、自死を選ぶしかなかったのだと想像したら、ものすごくつらい。
何もできることはないのに、何かできることはなかったのだろうかと考えてしまう。
こういうことは、想像するほどつらくなるから、普段はあまり考えないようにしていたのですが(ニュースも真剣に見るとつらいから流して聞く)、そろそろ、真剣に考えてみようと思います。
Twitterのスタンスを整理して、noteに書く内容ももう少し整理して、たった一人がいない人の"誰か”になるための取組みをしてみようと思っています。
きっとそんなに影響力をもつことはないし、たくさんの人にフォローしてもらえるような内容にはならないと思いますが、それが目的ではなくて、たった一人がいない人の”誰か”になることが目的だから、それもまたよしです。
この世界には、優しい人がたくさんいる。ちゃんと相手を大切にして、対等に話を聴いて、意見交換をしてくれる人が、たーくさんいます。
その人たちにつながれた人は、きっとそれでいい。
すべての人が、優しい人に出会えたならば、その優しい人は私でなくていい。
すべての人が、優しい人に出会えますように。
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