見出し画像

SHEINとGRL

フェアトレードの観点
 SHEINとGRLの販売価格が非常に安いことは周知の事実だと思います。ものづくりには材料費、人件費、流通コストなどかかりますが、あの値段で販売して生産者に適切な給与が支払われているのか、疑問を持たざるを得ません。巷ではウイグル地区において強制労働が行われていると言われていますが、その真相は消費者には分かりません。もしかしたら、とてもクリーンなのかもしれない。しかし、販売価格の低廉さからその存在を推測するのは十分に可能だと考えます。フェアトレードの観点から疑いがあると思うから、私は買いません。

著作権の観点
 仮にフェアトレードに問題がなくても、両社が著作権侵害をしていることは事実です。パクり商品売ってますよね。最近SHEINがユニクロから提訴されたことは大きなニュースになりました。訴訟というのは多額の費用がかかるので、自分の作品が利用されているが提訴に踏み切れなかった作家の方も、これで救われるといいですね。パクるのは簡単ですが、0から創造するのってほんとうに大変だと思います。デザイナーさんは苦労してその作品を作り上げたわけで、そこには計り知れないほどの労力と費用が注ぎ込まれている。パクりはそういった苦労をなんらかえりみずに、利益が得られればそれでいいっていう発想ですよね。私は一消費者にすぎないですが、モノづくりをなんだと思っているのだろうと感じます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?