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大都会とアイドル

つい先日、友人に会うためにストックホルムに行きました。
スウェーデン生活で3回目のストックホルム。
電車で3時間の距離なので、なにか具体的な理由がないと行かない場所。

今回は夏の仕事を頑張ったご褒美的にパッと思いつきで会いたい人に会いにいってきました。

1泊2日の旅。
一言でいえば本当に充実した、幸せを感じる時間でした☆彡
(電車のトラブルが全くなかったのも大きい)

実は行く前は少し怖い気持ちもあったりして。

この気持ちが今回のタイトルに繋がったのです。


私は今好きなアイドルグループがいます。
これまでも物心ついたときからそんな人の存在が常にありました。
その時に必ず感じていたのは【私はその人達よりも格下の存在、ちっぽけな存在】で、それが前提にあって憧れという思いに繋がっていたと思います。
今思えばすごく歪んだ感情だなぁ、、、と。

だから、その人達が存在する世界は本当にキラキラしていて自分とは別世界にいました。

実はこの感情は私がストックホルムに初めて、そして2回目に行ったときにも感じた気持ちと似ていました。

なんだろう。

なんというか、私はストックホルムという場所に合う存在ではないというような。
日々の生活を頑張ってはいるけど、スウェーデンに移住してきて学生しながらアルバイトしてというある意味肩書のない不安定な立場がそう思わせていたのかもしれないと思います。
ストックホルムにいる方々私以外全員が、一生懸命自分の生活を送ってキラキラした生活をしている。私は何をやってるんだろう。
そういう風に感じたのかもしれません。

要するに、アイドルに対する自分にせよ、スウェーデンにいる自分にせよ自分で自分を認めてなかったのだと思います。

アイドルが好きだった当時、自分を卑下する感情が当たり前のものだと思っていたしそこから掘り下げて考えることはありませんでした。

今はストックホルムに行く経験がこの気持ちを考えるきっかけになったし、そこからスウェーデンでの生活も考えるようになった。

実はこの3回目のストックホルム訪問で、以前とは異なり常に幸せな気持ちで過ごすことができたのです。
もちろん、一緒に過ごしてくれた友人たちの存在も大きい。
どこで会うかとか関係なく、楽しい時間を過ごせる人たちだから♬

もっと掘り下げて考えると、ストックホルム(大都会)やアイドルという存在と自分の生活を切り離して捉えることができていたのだと思います。

今は好きなアイドルグループはいてファンクラブも入っているけれど、正直にいうとすべてのメディアや情報を追えているわけではありません。
だからこんな無頓着なファンでいいのかと思いながら、自分の生活を優先的に考えています。
時々歌を聞いたり、Youtubeを観て元気をもらってる存在。

1年前の自分と比べて何も成長していないと感じてしまっていた夏の始まり。今回のストックホルム旅を通して、以前より自分を認める感情、、、今送っている生活に良い意味で満足する感覚を得られていたのだと気付きました。
全回ストックホルムに行ったのがちょうど1年前ぐらいだったから。
ストックホルムにいる自分も、今森の中で勉強しアルバイトし続けている自分もおんなじ。成長していないわけではなかった。

今の自分にとって必要な時間だったと思うから、思い切ってストックホルムに行ってよかったと思います。
美味しいご飯、可愛いお店もたくさんだからまた行きたいな♡


今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。

Hej då!



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