鶏レバーパテを作ったよ

ワインが大好き、でもチーズは苦手。ワインにしようか、となると、(お店に行った場合ね)同行者「じゃあ、つまみはチーズ盛り合わせでいい?」私「いいけど、私は食べないよ…」一気に場が冷える。そんな私のワインのお供はナッツとパテ、時々チョコレート。特にレバーパテ(レバーペーストとも)が大好きなんだけど、なかなか美味しいパテ、そして無制限のバゲットには出会えない(ところで、添えられるバケットのスライス、なんであんなに少ないの?バランス、おかしくないかな??)。

オーストラリアの話

昔オーストラリアに住んでいた頃、スーパーのDELIコーナーに行けば、色んな種類のパテが買えた。場所によっては量り売りで。個食のテイクアウトが少ないお国柄、部屋で軽く食べて飲みたいなって時には、クラッカーか、ベーカリーでパンを買って、パテとカスクワイン(紙箱入りの真空パックワイン、蛇口付き)で決まり。DELIコーナーには量り売りのサラダ(最小サイズでも、私には2回分になるけど)、スープなどもあるので本当に便利だった。残念ながら、日本にもデパ地下などにパテの量り売りはあるけど、種類は少なくお高い。

なぜか、鶏レバーパテ

ある日、午前1時過ぎに一度目が覚め、流石に早いので寝直して、起きたのが4時過ぎ。それでも早いけど、起き上がってスマホを見てた。見てたらなぜだろう、レバーパテ、しばらく食べてない、食べたいなと思った。一度寝直して、8時前に目が覚め、やっぱり食べたいなと。買い物リストに、レバー、牛乳(血抜きと臭み抜きのため)とメモした。

もう1年以上外国に行っていない。それまでは仕事で毎月どこかに行っていたので、なんだかおかしな感じ。時々、世界のどこかの国の料理が無性に食べたくなる。

果たして、スーパーに行ったら鶏レバーがあった。砂肝や鶏ハツと並んで。砂肝は、アジカンの伊地知さんのYouTubeに影響され、今では月に2回は買う。ニンニクと炒めたり、湯がいて酢漬けにしたりしてすっかり定番に。鶏ハツも、炒めて食べたり。でも鶏レバーはお初。

作ってみました!(レシピその1)

早速鶏レバーの下処理、水で洗って、血の塊などを取り除き、牛乳と塩水をあわせたものに30分ほど漬ける。バターを室温に戻し、適宜カットしておく。製菓用ブランデーをスタンバイ(本物のブランデーは高価なので)。

フライパンにオリーブオイルを薄く引いて、レバーを炒める。片面に火が通ったらブランデーを振って、ひっくり返して更に炒める。火が通ったら、火を止めて予熱で火を通す。触れるくらいになったら、ぶんぶんチョッパーにバター(適量、今回はレバー100gにバター30g、レシピでは50〜65gなので、もう少し多くてもいいのかな?)と炒めたレバーを入れて、なめらかになるまでチョップ。胡椒を足しながら味を見て、薄ければ塩を少々。私は塩は足さなかった。保存容器に入れて、冷蔵庫で1時間以上休ませると固まる。バターが少なめだったせいか、ちょっと固めになった。

参考にしたのはこちらのレシピ。

美味しい鶏レバーパテを追求(レシピその2)

1度目のレバーパテ作りからしばらく経って。レバーだけでなく、トリッパやランプレドットなどイタリアのモツ料理も食べたいと、いや食べに行けないから欲求がどんどん大きくなるのか、何しろ手間ばかりかかるものが食べたくなる(モツ料理は下煮に半日!)。そんな時、三國清三シェフのYouTubeと出会った。ご存じない方はいないと思うけど、三國シェフはこんな方です。とってもチャーミング。

昨年から毎日レシピをYouTubeで発信されていたそう、その中に鶏レバーパテがあった。

前回のレシピとの違いは、ニンニクが入ること、生クリームを使うこと。レーズンはオプションなので入れても入れなくてもいいと思う。私は入れなかった。前回はブンブンチョッパーで手抜きしたけど、今回はクイジナートのブレンダーを使い(一応、持ってる)、生クリームを煮詰めバター控えめ、なのでかなりなめらかな仕上がりに。

勢いで200gも作っちゃったので、どう食べるかが逆に課題になってしまった。でも前回よりはかなり美味しくなった感じ。食べきれない分を冷凍しなくては。美味しいワインを買うのが楽しみになった。

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