本当にあった、ランチ難民

職場のお友達の出演する、お琴の演奏会に行って参りました。
会場は竹橋駅の近くにある某ホール。
会が12時半からなので、職場のＮさんと、ランチをしてから行くことになりました。

この辺りはカレー屋が多く、我々は、なかでも有名なインドカレー屋を目指します。
インドカレーはかなり好きなので、脳内は既にカレー味。

ところが。
なんと、店についてみると今日はお休みらしい。
そして、他のカレー屋も、軒並み日曜は休業のようです。
ここは官公庁とオフィスばかりの街。平日の街なのか・・・。
と、会場のホールがあるビルに、カフェやレストランが何軒もあるではありませんか。
そこに駆けこんだ私達を遮るように休日出勤の男性が立ちはだかり
「全部休みですよ。〇〇も、〇〇も、今日はやってません。我々も昼に外に行くときには神保町の方まで行くんです。すみませんねえ。役立たずな街で」と。
いやいや、お兄さんのせいじゃありませんから。

困り果てて店を求めて歩き回るけれども、コンビニすらない。
だいたい、このご時世とは言え、人がほとんど歩いていない。これも日曜日だからだというのか。

それにしても、噂に聞くランチ難民に自分達がここでなるとは。
実は新宿に通っている我々。こんな事が実際にあるのか！と物見遊山を面白がってもいたのでしたが。
（まあ、そうこうしているうちにセブンイレブンなど見つけてしまい、おにぎりを買っちゃったんですけどね）

そしてお琴の演奏会を聴き終えた我々はお堀のそばのベンチに座り、さっき買ったおにぎりをやっと食べることができたのでした。
いやはや、行くだけで既にスゴい一日だった。
なぜか普段よりもパワーアップし、日ごろのうっ憤を機関銃のようにガガガガと吐き出し、コンビニのおにぎりを地味に食べた、本日の私達だったのでした。