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 腱板断裂手術から3週間

 手術したのが、2023年6月21日でした。それから3週間。
腱板断裂手術は、3週間、6週間でリハビリの内容が変わっていくそうなので、この3週間は最初の大きな変化の時でした!!


これとほぼ同じのをつけております

24時間装着していたこの装具を、家にいるときは外していいよってなった。やっほぉい。
簡易装具も手作りして、シャワー浴びるときはそれをつけ、着替えたらすぐ装具。なんていう厄介な生活をしておりましたので、外していいなんて!!
もうね。痒かった。服の皺。汗。暑かったし痒かった。
ので、外せるなんて大喜び。

とはいうものの、再断裂が一番の敵な今日このごろ。
無防備になることで危険な暮らしになることは、めちゃくちゃ恐怖。
うっかり手術した右手をつかっちゃったらどうしよう。右腕を上げたらだめですよって言われてるのに、うっかりう~~~んって伸びしちゃったらどうしよう。
小心者なうえ、想像力が豊かで、しかも大雑把な性格のワタシ。たいがい最後の大事なところで雑になって台無しにしてきたあれこれを思い出します。
自分を信頼できな~~い。


でも、そんなのは杞憂に終わりました。
ドクターの診察で、外してみました。
「はい、じゃあ右手を上げて。」

………………あがらない。Σ(・ω・ノ)ノ!


ふざけてるのかと思うくらい、上がらない。肘を伸ばして手をあげるって、肩のインナーマッスルで上げてるんですね。
肘は曲がります。
でもね、念じても上がらない。
ドクター「ああ、それくらいね。はいはい。」
え? 驚かないの? 手術失敗とかじゃないんだ。

なので、本能的に悟りました。うっかり伸びることも、うっかり右手を使うことも、うっかり重いものをもちあげることも


ない"(-""-)"


残念なような、ほっとしたような、不思議な安堵感でした。

そういえば、実際に装具を装着してみてみるとね。
めっちゃ大事なバッグを脇で抱えている変な人

にしか見えないらしいんです。家族はそれを凄く心配してくれて。
リハビリ&診察には、JR中央線の駅を使います。大きめな駅なので、人も多い。通勤時間ではないけど、座れないこともある。

ヘルプマークのキーホルダー

なので、ワタシはこちらのヘルプマークのキーホルダーをバッグに付けることにしました。
行政の窓口でももらえるそうですが、意外と電車の駅で配布してなくてびっくり。
私は、多摩モノレールの駅でもらいました。特に申請とかはなし。
「ヘルプマークが欲しいんですが」っていったら、
はいどーぞって感じでした。保険証とか診察券なんて用意していったんだけど、肩透かしだったぜ。


いまも、肘をまげてパソコン入力はできていますが、箸ももてないし、歯も磨けません。
ペンもモテないし、おしりもふけない。
リハビリ以外、腕を動かすっていうことはないので、プロにしか触られたことがない貴重な右手って感じです。

そして、さらに3週間後の6週目になると、自分の左手で右手を動かすっていうリハビリが始まるそうです。

昨日、遠隔で骨格のヒーリングというか、調整をしてもらいました。
右半身を庇いながら暮らしているから、左半身がとっても緊張していて、がちがちになってるって。
わかるわ~~~。

転ばないように。
右手をぶつけないように。
すでに無意識レベルで自分の右半身という身体を庇ったり守ったりしているので、左半身はめっちゃ疲労していると思ってた!
左股関節が痛くなっているのは、多分、左に体重を預けすぎてるからだろうしなぁ。
それをちょっとリセットしてもらえたので、左半身だけでなく、
心も軽くなりました。


身体が整うと、心もバランスとれますね。
そんなかんじで3週間目を迎えております。


相変わらず左手でご飯を食べておりますが、先日は、リハビリから診察まで1時間半空き時間だったら、トムヤンクンヌードルを1人で外食ランチ。
左手だけで、スプーンとフォークを使って、綺麗に食べ切れました!
やったー。

ちょっと前に、夫とランチしたんだけど、そのときは
「俺が食べようか?」って言われたくらい、食べられなくてギブアップしちゃったので、それから考えたらサウスポー化が著しい!!


右脳を鍛えるとどうなるんだか、理屈は知りませんが、きっといいことだ。

身体も脳も、心も感性も、感情だって筋肉だって、ありったけ動かしてみたい。鍛えたいとか強くなるという欲張りな気持ちではなくて、
ただ、我慢したり、抑制することなく、風になびくかのように動かし続けていたい。
そんなことを思考している3週間目でした。


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