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言葉はお守りだから自分を守るよ。だから書いたほうがいいと思うんだ。


自分を知るって、めっちゃ勇気いるんだよ。


大学生のわが娘の言葉です。10代でそんな重要なことに気づいているなんて、なんてすごい若者なんだ!! とちょっと驚いたので、絶賛してしまったのですが、それでも自分を知ってほしい、と伝えました。

知らなければならない、んではないです。
知らなければ損する、んでもないです。
知らなければだめなんかじゃ、全然ないです。


今のここでワタシが使っている「知る」っていう言葉は、認めたり、受け止めたり、納得したり、愛したり、抱きしめたり、
笑い飛ばしたり、明るく諦めたり、わかったふりをやめたり、
誤解をといたり、なんか、そういうことな気がします。


ワタシは長いこと、「書く」と「知る」がとってもやりやすくなる、と思っていたところ、ライティング・ライフ・プロジェクトをやって確信にかわっちゃったので、こうしておススメしております。

書くって、面白いですよ。
苦手って言う人がとっても多いんだけど、それは巧く描くのが苦手とか、
描写が苦手とか、構成が苦手とか、あんがいレベルの高い悩みを抱えて、苦手って言ってる人が多いんでしょうね。

例えば、パテシエが作ったケーキを見ながら、こんなの作れないからお料理苦手なのぉ、みたいな。
ううん、そんなのすごいの作ろうって言ってないってば。
手に入る材料で、形も崩れたっていいから、自分の食べたい味にしようよ!! そんな感じです。

ワタシはね、自分が書いてきたであろう言葉たちに、すごく救われているんです。お守りになってくれてたんだなぁって、今さらながらの実感があるんです。

22年くらい前、ワタシは離婚という大失恋をして、人生がどん底でした。
やりたいことと、しなくちゃいけないことが、ひたすらズレている自分の生き方も存在も過去も未来も、すべてが大嫌いでした。
家族と社会にとったら出来損ないだと思っていました。
家族や友人たちに、心配と迷惑しかかけられない自分が、情けなくてみっともなくて、恥ずかしくて、顔を合わせるのも嫌でした。
心配してくれる人たちに、大丈夫? って聞かれるたび、大丈夫じゃないって言えないのに、どうしてそんなキツイこと聞くんだろう、天使の顔をした悪魔だと呪っていました。

そのころ、ワタシは毎日日記を書いていたんです。書いた文章を覚えているくらい、毎日毎日書いていたんです。
「幸せになりたい」「ワタシの幸せって、人生の目撃者がいることだ」
「誰かを目撃して、観察して、それをされて、甘い束縛を調味料にして、本当の自由を得たい」

相手と自分を恨み終わったあと、少しづつ見えていた、そんな自分の気持ちを書いていました。心の風景でしょうか。

書くと、痛みや濁りが薄まり、澄んでいくと思っています。
澄んだ先に見えるのが、人生の希望……求める心の風景。


今日のワタシは、あの頃のずっとずっと先にいて、願いがちゃんと叶っている。もだえながら、苦しみながら、書いていてよかった。れっつらいと。


2023年10月23日(月)から11月4日(土)まで
2023年11月期の募集をいたします。
募集期間を、早めました。ネットでも募集は初めてなので、余裕を持った方がいいかもしれない、と突然気づいたからです。つまり、明日から募集開始です。
必要な方に、届きますように。

取り組み期間

2023年11月6日 月曜日から
2023年12月5日 火曜日まで


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