2021年３月9日

レミオロメンの「３月９日」は弾き語りでカバーしたことがある、思い入れのある曲だ。

そもそも当時としては流行の歌だったので、流行の歌に真っ先に飛びつくタイプではないし、むしろ真逆なのだが、この曲はなぜかカバーする気になり、また、身内の結婚式で歌うことになった。

しかし、もっと他の曲がよかっただろうかとか、いまだにいろいろ考える。

特別に好きなわけでもないが、他の曲と言うと、ちょっと思いつかない感じもする。

結婚式にふさわしい歌で、しかも、自分が歌える歌ってなんだろう。

やはり思いつかない。

自分が一番好きな弾き語りの歌は、尾崎豊の「FORGET ME NOT」だから、それでもよかったのかもしれないとも思う。

尾崎自身も友だちの結婚式でこの曲を歌ったらしく、その動画はネット上で観ることが出来る。

尾崎と言えば、「きっと忘れない」でもいいかもしれない。

やっぱり後悔が強いのか。

なんか、レミオロメンがしっくりこないのか。

もう一つにはみんなが知っている歌がいいというのも勿論ある。

そうなるとますます難しい。

おじさんは、山口百恵の「秋桜（コスモス）」を歌ったが、これはさだまさしが作った、みんな知っている曲で、しかもいい曲だ。

それに比べると、当時としてはタイムリーすぎて、早すぎて、まだみんなが知らない歌だったという面ある。

でも尾崎の「FORGET ME NOT」も「きっと忘れない」もみんな知らなかっただろう。

そんなことを考えながら、今年も３月９日が過ぎていった。

なんか毎年同じことを考えているような気がする。

ＤＪとしても、選曲の失敗は後を引くものなのだ。

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