カメラマンとして活動し始めた頃の話

ちょうどCanonのミドルクラスのハイアマチュア機、EOS 7Dを所持していて、レンズも小三元と取り揃っていた頃、子供の身体に障害が起こり、手術、不登校、病院通い、と何かと出費がかさみ家計が火の車になったところからカメラマンの考えが浮かびあがります。

ちょうどクラウドワーキングのランサーズで求人広告用のカメラマンを募集していて、募集期間が数時間のゲリラ募集で、報酬金額が1件あたり¥5000と言う破格な値段設定だった為飛びつきました。しかも予定案件数は700件超え!
送られてきたマニュアルを熟読し、アポ取りから編集、納品方法までやったことがない事ばかりでしたが、アポ取りから撮影日まで日にちがあるのでなんとか出来るように目処を付けて準備していました。

いざ撮影日!
施設の外観撮りに必要な広角レンズ、人物や集合写真用の標準レンズ、遠くから作業風景撮影する為の望遠レンズ、ストロボ、を携え撮影場所に向かいます。道中はドキドキが止みません。何せ失敗出来ない、家族写真と風景写真しか撮ってこなかった男が「プロのカメラマンでーす!」と大嘘きって撮影するわけですから、、、
時間少し前に到着し、コンビニでトイレを済ませて撮影場所に挨拶に行きます。はい!いきなり想定外発生です。オーナーからスタッフに撮影連絡が入ってないので休憩中のスタッフ1人しか居ません。急遽近くに住むスタッフさんの友人にエキストラとして撮影に参加していただきました。撮影時間15分程度。はい、終了です。

週2日の稼働でも段々に慣れてくるので月の収入も5万円→15万円→25万円→30万円と増えて予定案件終了でした。
この撮影経験を元に、学校卒業アルバム撮影、スポーツ大会撮影、幼稚園、文化祭と人物撮影をしてきましたが安定した仕事は入りませんでした。

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