食が1番コスパの高い幸福である【フードエッセイ】
皆様、ごきげんよう。
今日も美味しいごはん食べていますか。
この頃、急にグッと気温が下がる夜。
そんな日の夕食に豚汁を一口ごくり。ゆっくりと喉から身体にそれが染み渡ると、ふっと寒さで気張っていた肩の力も緩んで落ち着きますよね。
その瞬間は、すごく幸せなひと時。
そしてそれは高級な食材ではなくてよい。
ふらっと寄ったチェーン店の定食でも、コンビニで温めたものでも、昨日の残りのおかずでも。
最近なるほど、と思った言葉の中で
「一日、実はたくさんの幸せで溢れていた日だったのに、ひとつだけ嫌なことがあるとそれを引きずって今日は嫌な日だったと思ってしまう」
私もそうで、嫌なことに対してずっと根に持つタイプ。
もやもやして、寝れなくなって、明日を迎える。
でも、考えてみたら、ひとつの些細なことだったりする。
嫌なことはたったそれだけなのに、良いことはいっぱいある日のが多い。
そしてその良いことは【美味しい】と思ったことが多いのです。
それはホッとする豚汁だったり。
誰かと食べたコンビニ弁当だったり。
疲れてぐーっと流しこんだ生ビールだったり。
それも一日の中の些細なことで
そんな些細な「美味しかったな」が幸せだったことに気がつく。
【美味しい】は、一日の中でも大きな【幸せ】だと感じるのです。
なので私は食が1番コスパの高い幸福であると感じるのです。
今日、皆さんは美味しいもの食べましたか?