4/20 アイドルが躁鬱拗らせて閉鎖病棟に入院してみた

0:30 起きてしまった
しかも不安感だけでなく今までなかった離人感と身体の脱力感と戻しそうではないけどムカムカする感じ
なんとか手すりをつたってナースステーションまで行き
あまり効かない抗不安薬と緊急で吐き気止めを飲ませてもらう

なんだか暗いところに行くとパニックになりそうだったのでナースステーションに少し座らせてもらい看護師さんと話した

「夕方主治医と入院中の課題について面談した時、思っていた以上に事態が深刻で、宙を見上げて「そっかぁ…」と飲み込むしかなかったです。^^」と言うと
「ほんっっと、ミミヒメちゃんって可愛いわねえ!」と笑われた

看護師さんのご子息も夢を追いかけていらっしゃり、わたしと髪色が少し似ていて親近感のようなものを抱いていたそうで
ミミヒメの活動が気になっていたらしい
「姫、始めました」をプロデュースしてくださった松永天馬さん(アーバンギャルド)をご存知だったのでYouTubeで聴ける旨をお伝えしてナースステーションを後にした

まだ少し暗闇が怖かったので明るい階段に座ってフロイトの「精神分析入門」を読み始めた
知りすぎることは時に傷つくこともある
それでも知性は自分を守ることができるものだと思っている
更に深く人間の精神・心理について向き合うことが必要だと思い手に取った
フィクションやエッセイとはまた違う文体であること、和訳されたものであることからいつもより脳内へ落とし込むことが難しく時間をかけて文字を追っていた
フロイトはわたしが過去にnoteに書き残していたようなことを本書内で発言しておりびっくりした!

ページをめくった回数はあまり多くないが、気づけば5:00
なんだか眠くなり床に就いた。

配膳の号令で目が覚めた
離人感で何も食べる気が起きずまごつきながら下に降りた
深夜、面倒を見てくださった看護師さんに3時間眠れたこと、食事は難しそうなことを話すと「よかったねー!今朝はジョアが出てるからそれだけ飲めたら上等だからね」と笑顔で頭を撫でられた
白衣の天使は、いる…!

わたしのジョアを飲む速度はショットグラスで強いお酒を飲む速度だった

離人感の由来は不安であることが多いらしい
実は昨日の面談で
頓服の抗不安薬を一度飲んだことのある液体タイプに変えるのはどうかと打診したところ依存性が少ないので賛同をいただき、さっそく変えてもらった
味を感じないように喉に直接落とそうとしたけど不味すぎて咽せた…

ちゃんとお風呂にも入れた
女性最後の入浴者だったからひとりだった
ほんとうにひとりの空間は久々だったからなんだか心が休まった

頓服がよく効き意識がぱやぱやしており、記憶が薄い。

昼食は流石におなかが空いて完食した
その後夕食の2分前まで気を失ったように眠ってた…

夕食食べたあと何してたっけな、
この日個人的には笑顔になるようなこともあったんだけど
消灯時間直前にまた不安が来て頓服飲んで眠ったことぐらいしか覚えてない

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?