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父、誤嚥性肺炎だった→入院


写真は浜松医療センター。
この春からリニューアルしてとてもきれいな外来。

3月あたまくらいから、食欲が落ち、起こしてもなかなか起きない(傾眠傾向)、
ちょっと動くだけで疲れてしまう…が続いていた父。

ご飯食べたくない、
ずっと寝ていたい、
背中が痛い、
腰も痛い。
ほぼ一日中ベッドで横になっている。

あんなに毎日チェックしていた株の上げ下げも、
何でも鑑定団(テレビ)も興味なくなってしまった感じ。

訪問看護さんや、訪問リハビリさんが来る時は、かろうじて私と一緒に洗面所に行き、髪をブラシで整えて…はしていたが、着替えも一人だとしんどそう。
ご飯も食べやすい栄養ゼリーが主となり、それを食堂で食べるも、椅子に座っているのも疲れるようで、
「寝る!」とすぐに寝室へ。

歳をとるとはこういう事なのか…?
父が「何をするにもおっくう、ダルイ」
「気力がない」と言い始めたのは結構前からだが、
この一か月くらいは、株の値動きを見ないし(すごく稀)本当にダルそう。

父に呼吸器内科の臨時受診を何度もお願いするも
「行きたくない」
「明日は治る」
「お前は心配し過ぎだ」
と受診は却下。

しかし、3月末には夜間に高熱が出ては朝には下がるという症状が出始め…

こ、これは単なる気力がないとか、ダルイのではなく、
なんか体内で炎症が起こってるやつなんじゃない??

慌てて訪問看護さんにも相談し、かかりつけの呼吸器内科に予約。
「行きたくないが熱はしんどいから行く」と言ってくれ、臨時受診できた。

CT検査で誤嚥性肺炎と判明。
肺炎だったんだ!!
咳とか最近まで熱もなく、全く気付かず過ごしてしまった。
どんどん食欲がなくなっていたのは気力とかじゃなく、
肺炎だったんじゃーん🥲
ごめんなさい、お父さん。
もっと早く病院来るべきだったと反省。

血液検査で、脱水と栄養も足りてない事もわかり、
あと血圧もかなり低くなっていて、
自宅に戻るのは危険となり、そのまま入院。

すぐに点滴が始まり、本当に受診できてホッとした。

しかし、今回の入院も、父は最後まで
「家で治す」
「入院はしたくない」
「明日から食べるから大丈夫」など、かなりゴネ(💦)本当に「入院」が嫌なんだなぁと。

臨時で診てくださった若い男の先生。
診察室でかなり時間をかけて分かりやすく入院の必要性を話してくれた。
しかし、それでもゴネる父…
(私は悲しいやら、情け無いやら半泣き)

先生が「ここであなたを帰らせてしまう事はできないです」
「お願いです、入院しませんか?」と説得してくださり、
最終的には
「まぁ先生がそんなに言ってくれるなら…」って流れで父も入院の必要性を受け入れてくれた。
(ほんとーにお医者さんは大変辛抱強い方じゃないと務まらないと痛感した)

こんなワガママな患者に優しく接してくださり、
本当にありがたいです。
そして抗生物質が効きますように…
父、ガンバれー!!

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