「ナニモシナイ」を楽しむ
「プーと大人になった僕」を観ました。
※ネタバレになるかも。
クリストファーロビンがすこしずつ
「本当に大切なもの」
少年だった自分自身に気付かされていくストーリー。
そこには強い強いメッセージが込められていました。
戦争も終わり、時間に追われ、仕事に追われ、家族との時間も無い。
そんなクリストファーロビンには妻と娘が居ました。
クリストファーロビンは娘マデリンにも自分がたどった夢の無い道のりを歩ませようとしていました。
それが「幸せ」だと。
そんな時に現れたのが、くまのプーさんと仲間達。
プーさんは常に広い心で問いかけ続けます。
それが笑わなくなったクリストファーロビンの心をいつしか溶かしていきます。
クライマックスは娘アマンダの偶然手に持っていたクリストファーロビンの書類に描かれた
三角形ヒエラルキー。
クリストファーロビンはその書類に描かれた三角形ヒエラルキーを見てそれを逆にする事を思い付きます。
ほんの一部でしかない富裕層を相手にするのではなく、それを逆にした方が沢山の人々を大切に出来る方法を思い付くのです。
そして、家族を、友達を、自分を愛してくれる人達を大切にすることが幸せだと気がつきました。
エンドロールが始まり
最後のメッセージは、
「気がついてくれて ありがとう。」
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