子どもの入院記録⑧〜お母さんを独り占め〜
9月はじめに3歳の娘が入院しました
3泊4日の肌身離さず娘と過ごす。
そんな時間を過ごし、感じたことを綴っていきます
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入院中、付き添いも暇だろうから
いろんなことやろうと思っていたんです…
blogやインスタを更新したり、手帳を書いたり、本を読んだり。
ゆっくり過ごそう、そう決めていました
しかし、いざ入院生活が始まると…
入院当日こそ、ゆっくり過ごしていたものの
(しかし当時は入院の手配や準備でクタクタ😂)
次の日には酸素も取れ、呼吸も楽になり
心配するようなクタッとする姿は一切なく
娘はめちゃめちゃ元気に🤪
いいんです、元気ならそれで。
入院時に持ってきた図鑑をひたすら読み(10回以上読んだ)
次の日からはプレイルームで借りたアンパンマンのおもちゃとパズルで毎日6時間遊びました😂
ごはんと吸入しているとき以外ずっと笑
ベッド周辺しか動いてないのに、21時過ぎるとわたし自身も眠くなり、娘と寝落ち
1人ゆっくり〜なんて時間は1分足りたともありませんでした
(予定と違うぞー😂😂😂)
でも、ふと気づいたんです。
娘とこんなに遊んだことはあったかな。
家にいるとどうしても家事や食事の準備に
せわせわ追われる
息子の見て見てコールが強いので
どうしてもそっちに引っ張られたり。
YouTubeに頼ることも。
でも、入院中は
テレビもYouTubeもなく
家事もしなくていいし、
目の前に娘が1人でいるから
そんな娘の前で携帯を見る気にもなれず
何に追われることもなく娘と遊ぶ
頭の中にあれしなきゃ
これしなきゃが一切なく
ただ目の前の娘と共に過ごす
一緒に遊んで
ご飯を食べて
トイレのついでに病棟お散歩して
おやつを食べる
わたしのこころも穏やかで
一緒に過ごしている。
っていう実感がすごくて。
『今、ここを見る』ってこういうことなんだよね。って
こうやって一緒に過ごせる時間って
ものすごく貴重な時間で
入院しなかったら、こんな時間は過ごせなかったし
本当の意味で『一緒に過ごす』っていう
感覚がきっとわからなかった
同じ部屋に息子と同じ歳の男の子がいたんだけどね。
その子もずっとお母さんとゲームしたりブロックしたり。
お互いカーテンしてるから声しか聞こえないんだけどね、その男の子の声がすごく楽しそうで。
入院して、症状は苦しかったかもしれない。
だけどさ、そのかわり、
お母さんがずっと自分の側にいてくれる
兄弟にも取られなくて
仕事にも家事にも取られず
一緒に遊んでくれる
ずっと自分のそばにいてくれる
ずっと自分をみてくれる
自分だけを見てくれる
それって子どもにとったらすごい嬉しいことなんだなぁって。
子どもはお母さんが大好きなんだなぁって
その男の子の声で気づいたよ。
その男の子と娘を見ていたら
入院したことはよくないことなのかもしれないけど
入院してよかった、って感じた
日常では気づけなかった
大切なものを教えてもらった
宝の時間だった
今回の娘の入院は
予想外で、
はじめてで
戸惑ったこともあったけど
学びや感じることがたくさんあって
本当にすごくいい経験だった
どんな経験もいいも悪いものないって染み込んだ
この経験をまた糧にしていこうと思います
入院記録、これにて最終回となります
最後までお付き合いありがとうございました🌼